====
週刊メールマガジン「気になる!くまもと」関連情報サイト 熊本県発行のメールマガジン:第422号 2009年7月30日

トップに戻るくまもとHOTナビくまもと元気モン!口福ご当地グルメふるさと食の名人レシピ
元気モン!バックナンバー

熊本ゲームフィッシングフェデレーション
KGFFの皆さん
阿蘇郡高森町を流れる大谷川で行われた保護活動での1枚。現在、KGFFのメンバーは30名。釣りを愛する有志の渓流を守ろうとする思いが、さまざまな活動を支えている。
イメージ2
フライフィッシングの楽しみは、疑似餌作りから始まる。「ヤマメ釣りは、自分で作った疑似餌を使って魚との駆け引きを楽しむ遊び。たくさん釣るというよりも、釣るまでを楽しむものだと思います」と水町さんは語る。
イメージ3
毎年1回開催される「まだらフォーラム」。フライフィッシャーはもとより子ども連れや釣り初心者など、多くの人が参加する。間近に川の現状を見た参加者たちは、川の大切さをあらためて実感するそうだ。
 虫に見立てた疑似餌(ぎじえ)を使って行う「フライフィッシング」は、ヤマメをはじめとする渓流の魚を狙う釣りの一つ。熊本では、川辺川が九州でも有数のフィッシングスポットとして知られ、毎年多くの釣り人たちが全国から集まります。
 そんな川辺川のヤマメや環境を守ろうと、熊本在住のフライフィッシング愛好家が集まって組織された「熊本ゲームフィッシングフェデレーション(以下、KGFF)」。川辺川の支流となる梶原川(かじわらがわ)を中心に、釣りの楽しさを伝えることを軸にした体験学習イベント「まだらフォーラム」を主催し、自然の大切さを多くの人に伝えています。
 KGFFは1999年に発足。現在約60人のメンバーが在籍しています。「“まだら”とは、五木村ではヤマメのこと。釣ったヤマメを食べずに川へ戻す。これが発足当初の基本方針だったんです」と語るのは、現在の主宰・水町凉治(みずまちりょうじ)さん。ヤマメは、10月から2月までが禁漁期。しかし、密漁が後を絶たず、解禁期の3月から9月でさえ、乱獲され渓流から姿を消す状況が続いてきました。KGFFでは、「いつまでも楽しい釣りをできるように」と、ヤマメの保護と河川の保全・環境整備を目的とした「まだらフォーラム」を開催。さらに、梶原川にキャッチアンドリリース区間を設け、ヤマメを守ってきました。
 フォーラムでは、フライフィッシング教室をはじめ、川遊び体験、流しそうめんなどレクリエーションを通し、河川のゴミ拾いなどを行い、自然と触れ合いながら、その大切さを学んでいきます。年に1度のこのイベントには毎年多くの参加者が集まり、川と共存することの大切さを体験しているそうです。
 「わたしたちだけでは、この活動はできませんでした。役場や地元の有志などの協力があって成り立っているんです」と水町さん。清掃作業を行うと、最初は2トントラック2台分もあったゴミが、今では軽トラックで済むほどになりました。「活動の成功で、この川には全国から愛好家が訪れます。美しく、サイズの大きいヤマメを拝める渓流は全国でも限られてるんですよ」。
 現在、KGFFは「まだらフォーラム」の成功モデルを県内各地に広める活動を展開中。KGFFの活躍を知った高森町の有志「秘境野尻川を守る会」からのオファーを受け、町を流れる大谷川の環境整備を目的とした「大谷川サマーフェスタ」を後援。自然保護活動をはじめ、地元経済にも相乗効果がでるよう、さまざまなイベントを予定しています。
 川との共存は、生活水の確保と直結した大事な問題と考える水町さん。「昔、人は川を見て生活してきた。今は、川に背を向けて生活している」と、水道水が当たり前となった今では、川を意識する人が減っていることに不安を抱いています。「この環境を、子ども・孫、さらにその次の世代へ渡せるように、フォーラムがみんなに考える機会になってほしい」と、水町さんをはじめとするKGFFの活動は、これからも大きな川の流れのように広がっていきます。
 
イメージ4 イメージ5
全国的に乱獲や密漁などが続き、なかなか成長することができないのがヤマメの現状。梶原川では保護活動の甲斐もあり、30センチオーバーの尺ヤマメも多く生息する。
地元漁協の協力を得て、毎年行う放流活動。KGFFは、ヤマメを卵の段階から放流し育成している。成魚となるまで、3年はかかる地道な作業だ。
熊本フィッシングフェデレーションの皆さんのお薦め情報
おすすめ情報五木温泉「夢唄」のランチバイキング
道の駅「子守唄の里 五木」に併設する五木温泉「夢唄」のレストランでは、毎週日曜日限定で、名物「鹿カツ」や五木村でとれた山菜などの山の幸をふんだんに使ったランチバイキングが登場します。大皿に盛られた約20種類の料理がズラリ! 五木村のご当地料理を余すことなく味わえます。

■五木温泉「夢唄」
熊本県球磨郡五木村甲字下手2672-53
TEL 0966-37-2101
定休日 火曜
営 業 温泉 11:30~20:30(日曜・祝日は18時まで)
    レストラン 11:30~14:00

プロフィール
熊本ゲームフィッシングフェデレーション
1999年、五木村の梶原川を中心にフライフィッシングを愛好する有志30名で結成。毎年1回「まだらフォーラム」を開催し、環境保護の啓発活動を行っている。2007年からは、梶原川に加え、高森町の大谷川の保護活動も展開。釣りを通し、県内各地の渓流を守るモデルケースを提案している。

【連絡先】
 熊本ゲームフィッシングフェデレーション
 ホームページ http://kgff.spaces.live.com/blog/
 電子メール kgff@hotmail.co.jp