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週刊メールマガジン「気になる!くまもと」関連情報サイト 熊本県発行のメールマガジン:第433号 2009年10月15日

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熊本レシピバックナンバー
くまもとふるさと食の名人 堀住キミ子さんのレシピ 「柚餅子(ゆべし)」

上益城産のもち米の粉、ユズにこだわった堀住さんの「柚餅子」。一味がユズの風味を引き立てる、お茶菓子として最適な郷土菓子。

ユズの皮をすりおろしたものは砂糖と混ぜて、冷凍しておくと1年間くらいは保存ができる。ドレッシングの材料として使っても◎。「皮以外の部分は、酢の物に入れたり、ジャムを作ったりしていますよ」と、堀住さん。

こだわりは、もち米:うるち米の比率を4:1にすること。この比率にすることで、軟らかすぎない餅ができる。始めは、しゃもじなどで全体が混ざるようにして、全体がなじんできたら、水を少しずつ加え、手で混ぜていく。

竹の皮は、水で濡らすと包みやすくなる。蒸し上がると竹の皮に付きやすいので、水溶き片栗粉にくぐらせてから包むと、楽にはがれて食べやすい。

蒸し器には、2段くらいなら重ねて入れてもOK。強火で、30分程蒸すと出来上がり。食べやすい大きさに切るときは、少し冷ますと包丁で簡単に切ることができる。

 今月は、上益城郡甲佐(こうさ)町の特産・ユズを使った「柚餅子」のレシピを堀住キミ子さんにお尋ねしました。
 上益城郡の山あいは日当たりや水はけが良いため、ユズの生産に適しており、生産量は年間140トンと熊本県内トップクラス。上益城産のユズは色付きや香りも良く、9月から3月にかけて出荷され、11月にそのピークを迎えます。
 冬至にはユズ湯に入る習慣があるように、ユズの皮には、血行や新陳代謝を促す働きや殺菌作用があるといわれ、風邪の予防にもお薦めです。
 柚餅子は、甲佐町の郷土菓子で、古くから保存食や農作業の合間に食べる携帯用として受け継がれてきました。柚餅子を包む竹の皮は保存性に優れ、先人の知恵が詰まったお菓子です。全国各地に伝わる柚餅子ですが、各地域で作り方や味付けに特徴があります。今回は、地元のもち米の粉とユズにこだわった柚餅子。お茶に良く合い、手軽に作れますので、ぜひ一度作ってみてください。
【レシピ】柚餅子(約15個分)
●材料
もち米の粉(もち米:うるち米=4:1の割り合い) 750グラム
みそ 350グラム
黒砂糖 500グラム
ユズの皮をすりおろしたもの 75グラム(ユズ5個分程度)
一味 少々
※個数に応じて分量は調節してください。

●作り方
(1)ユズの皮をすりおろす。
(2)ボールにもち米の粉、みそ、ユズの皮、一味、黒砂糖を合わせ、水を少しずつ入れながら、耳たぶくらいの固さまで混ぜ合わせる。
(3)(2)に空気が触れないように、ビニールをかぶせ、1時間寝かせる。
(4)(3)を100グラムずつ分ける。
(5)(4)を小判状にして竹の皮に乗せ、包み込み、ひも状の竹の皮で縛る。
(6)蒸し器で30分程度蒸す。蒸し器から勢いよく湯気が出てきたら、出来上がり。

柚餅子は蒸し上がったときは軟らかいのですが、時間がたつと固くなってしまいます。固くなってしまったら、電子レンジやオーブンで温めると作りたてのおいしさを味わえますよ。竹の皮が無いときは、クッキングペーパーで代用できるので手軽に作れます。ユズの皮や一味の量は好みによって調整できて、子どもさんも簡単に作れますので、ぜひお試しください。
【お問い合わせ】
上益城地域振興局 農業普及・振興課
TEL 096-282-2017