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週刊メールマガジン「気になる!くまもと」関連情報サイト 熊本県発行のメールマガジン:第434号 2009年10月22日

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元気モン!バックナンバー
地元の人にも伝えたい 魅力あふれる五木村

「五木村は、山ばかりですが、昔ながらの暮らしが、ここにはあっとですよ。歴史も自然も豊かな五木村をもっと知ってほしかですね」と語る豊原さん。かやぶき民家で観光客を案内しています。

「ぴーあーるし隊」が観光案内を行っている「子守唄公園」内のかやぶき屋根の古民家。ガイドを希望する場合は、事前に予約を。

バスの中で観光客と一緒に歌える曲をピックアップするなど、観光客をもてなす心構えやアイテム作り、また散策コース作りなど、日々奮闘中!
 「五木の子守唄」発祥の地として知られる五木村で、観光ガイドを行う「五木村ガイド ぴーあーるし隊」。会長を務めるのは、豊原袈年さんです。今年3月に“ぴーあーるし隊”を結成。5人の有志と共に観光客へ向けてガイドを行っています。
 郵便局員を38年間勤めた豊原さんは、退職後に村の観光部会に参加するなど、もともと興味のあった“観光”についての勉強を始めました。五木村に関する新聞や写真の切り抜きを集めることが趣味の一つではありましたが、さらにたくさんの情報を集め、現在はその資料が、ガイドをするときに欠かせないものとなっています。
 ガイドを始める以前にも、川辺川を眺める観光客を見つけると声を掛けて、村の歴史などを話していたという豊原さん。清流・川辺川をはじめとする豊かな自然や歴史あふれる五木村の魅力をたくさんの人に知ってほしいという思いから“ぴーあーるし隊”を結成しました。現在、6人のメンバーそれぞれが担当地区を持ち、観光・歴史・体験などのスポットをめぐって案内を行っています。
 隊の結成と同時に、パンフレットも作成。パンフレットを持って五木村を訪れる観光客も多くなりました。「初めて五木村に来た人でも分かりやすかように、どの写真ば使うか、どんな地図にするか、みんなで相談しながらやっとこさ、でき上がりました」と豊原さん。7月には「五木村観光協会」が設立され、“ぴーあーるし隊”の実質的なスタートを切ることとなり、観光客だけではなく、大学生など若い人の見学も増えてきています。
 観光客になんとか分かりやすく説明したいと、五木村の昔と今の写真を使いながら説明したり、歌を交えて案内したり、さまざまな工夫を凝らしてガイドを行う豊原さんの元には、案内をした人々から、たくさんの手紙が届きます。その一つ一つをいとおしそうに眺める豊原さん。「こんなに美しい所があるとは知らなかった」、「ユニークなおしゃべりが楽しかった」、「また五木村を訪れたい」、という言葉が励みとなり、ガイドをする際の参考にもなっているのです。
 「もちろん、観光客に五木村の魅力ば伝えたかですが、今、五木村で育っている子どもたちにも、村の魅力ば知ってほしかですね」と語る豊原さん。地元の人でも知らないような名所が五木村にはある。それを、子どもたちに伝えていかなければ、過疎化が進む中で、五木村を語る人もいなくなってしまいます。「そのためにも隊のメンバーを増やしていきたい」それが豊原さんの願いです。
 11月に入ると村全体が紅葉で彩られ、「白滝公園」、「大滝」、「宮園の公孫樹(イチョウ)」など秋ならではの散策を楽しめます。ぜひ一度、五木村を訪れてみてください。
案内した観光客から届いた手紙は大切に保管しています。「今まで知らなかったことがたくさんあった」という反響も。
「宮園の公孫樹」は県の指定天然記念物。11月中旬から見ごろ。夜間ライトアップや伝統芸能の披露、ミニコンサートも行われる「大イチョウ祭」が開催されます。

お薦め情報五木の子守唄祭
11月21日(土)から23日(月・祝)まで、子守唄公園周辺で開催。「正調 五木の子守唄」や郷土芸能、文化芸能が披露される。そのほか、童謡コンサートや打ち上げ花火も見どころ。

五木の子守唄祭実行委員会事務局
熊本県球磨郡五木村甲2672-7
TEL 0966-37-2212


プロフィール
豊原袈年(とよはらけさとし)
熊本県球磨郡五木村生まれ。郵便局員を38年間勤め、退職後に村の観光部会に参加。今年3月に「五木村ガイド ぴーあーるし隊」を発足。五木村の魅力を村内外に伝えるために活動中。

【連絡先】
五木村観光協会
熊本県球磨郡五木村甲字下手2672-53
TEL 0966-37-2611