「気になる!くまもと」ロゴ

くまモンgif

TOPページ  > 赤いけん!ウマいけん!くまもと 農家ごはん&漁師ごはん #12 スイカ

赤いけん!ウマいけん!くまもと 農家ごはん&漁師ごはん #12 スイカ

真っ赤なトマトにスイカ、あか牛、クルマエビ、赤酒・・・熊本の“おいしい”は“赤”がキーワードです。
「農家ごはん&漁師ごはん」はおいしい“くまもとの赤”を生産者にご紹介いただくシリーズ。
熊本は「スイカ」の出荷量日本一!そのおいしさは全国的にも有名です。

「熊本のスイカは日本一!」

熊本県は全国に誇るスイカの名産地。中でも山鹿・植木地域は、県内のおよそ6割もの生産量を占め、“鹿本のスイカ”として出荷されています。「春、一番に出荷されるのが鹿本のスイカ。今年も2月末に第一号が出荷されました。糖度?もちろん上々ですよ!11度を超えた甘いスイカを全国へお届けしています」と語るのは、JA鹿本園芸部会スイカ専門部長の荻生省蔵さん。春を待ちわびる寒い時期から、鹿本のスイカ農家の皆さんは忙しい日々を送っています。

「スイカといえば夏の風物詩」と思いがちですが、なんと熊本のスイカの旬は4~5月。「ゴールデンウイークごろには最盛期を迎え、鹿本のスイカが全国に出回りますよ」という荻生さんはこの道25年。勤めていた会社を辞めて、家業を継いだといいます。「ここは昔からスイカの産地で、40年以上の歴史がありますから、それを大事にしたいと思ったんです。広大な圃場(ほじょう)と施設もあり、JA鹿本の指導員さんや同じスイカ農家の皆さんに支えられながら、作ってきました」。

スイカ作りの中で、一番大変な作業といえば交配。スイカの交配では、雄花を雌花に一つ一つ受粉させていかなければなりません。「1株から1果収穫しますが、そのためには2~3倍の数を交配する必要があるんです。悪天候が続く時は、着果しにくいので大変ですね。10日ほど経つと野球ボールくらいの大きさに育つので、その中から生育のいい実を選んで、大きく育てていくんですよ」。

甘いスイカに育つためには十分なお日様の光が必要なため、大きな葉っぱの影にならない株と株の間が、いわばスイカたちのベッド。まんべんなく日光が当たるようにと農家の皆さんにゴロリゴロリと転がされながら、やがて色鮮やかな“べっぴんさん”に育っていきます。

3月の声が聞こえると、ひと足早い春を全国に届けて回るのも荻生さんの大事な仕事の一つ。糖度が乗った採れたてのスイカを手に大阪を訪れた際には、食べてもらった皆さんに喜んでもらえたと顔をほころばせます。「消費者の皆さんから『おいしい』と言ってもらえた時は最高の気分です。試食会で何度も何度も並んで食べに来る子どもたちがいると、素直にうれしい。スイカを頬張る子どもたちの笑顔は、ウソをつかない。『熊本のスイカ』は日本一だと、胸を張れる瞬間ですね」。

写真:畑を見回る荻生さん 写真:雌花と雄花をくっつけて受粉させる。
写真:大きく育ったスイカをみる荻生さん 写真:葉とツタの中にゴロゴロと大きなスイカが実ったスイカ畑

スイカを食べて目指せ!“べっぴん”

スイカといえば、夏休み、日に焼けた子どもたちが頬張る姿が目に浮かぶかもしれません。ですが、実はスイカには、大人にもうれしい美と健康のもとがたっぷり詰まっていることをご存じでしたか?

スイカに多く含まれるビタミンCやリコピン、ベータカロチン、シトルリンは、しわやたるみの予防、美白効果、むくみの解消に効果があるといわれています。また、リコピンには中性脂肪を減らす働きもあり、カリウムを含むため骨粗しょう症の予防も期待できるなど、美容と健康にとってもよい食材なのです。

熊本では、2月の末ごろから出荷が始まり、4~5月をピークに7月下旬ごろまで収穫されます。大玉スイカが主流ですが、ほかにも小玉や黒小玉、種なしスイカに黄色いスイカなど、さまざまな種類が栽培されています。中にはハートの形をした、食べてしまうのがもったいないキュートなスイカもお目見えしました。

よりおいしいスイカを作るため、栽培方法の工夫もなされています。JA鹿本では「かわいいボンボン」との名称で、立体スイカの栽培に取り組んでいます。この方法だと、同じ面積でより多くの本数を育てることができ、まんべんなく日光が当たるため、糖度が均一化し、皮の近くまでおいしいスイカが出来るのです。おいしくて、体にも良い“くまもとの赤”スイカ。見掛けたらぜひ、食べてみてくださいね!

取材協力
>>JA鹿本

写真:食べやすく切られたスイカ
写真:高く組まれた支柱につたわせたツタから大きな実がぶら下がる立体スイカ栽培の様子

立体スイカの栽培

写真:ハートのスイカは切ると断面がハートになる

写真:丸い実の上から長く上に伸びたツタが付いた立体スイカ

くまモン:立体スイカにはなが~いつるが付いてるモン!

おぎゅうさんちの「スイカ」レシピ

スイカのシャーベット

JA鹿本では、高性能選果機センサーを使って、糖度や熟度など品質を厳しくチェックして出荷しています。おいしさに自信が持てるので、そのまま食べるのが一番お薦めですが、食べきれず残った時は手軽に作れるシャーベットはいかがですか?気温が高くなるこれからの季節にピッタリですよ。

写真:荻生さん

材料(10個分)

スイカ ・・・
400g(4切れ程度)
蜂蜜 ・・・・・・・・・・・・・
大さじ1
豆乳 ・・・・・・・・・・・・・・
40cc
※大さじ1は15ccです
 

作り方

  • (1)スイカは種を取り除いて冷凍庫で凍らせる
  • (2)スイカが凍ったら、蜂蜜と豆乳と一緒にミキサーにかける
  • (3)よく冷やした器に入れて出来上がり