「気になる!くまもと」ロゴ

くまモンgif

TOPページ > 1ch.くまもとサプライズ > オシャレでおいしい!進化する「球磨焼酎」の魅力

1ch.くまもとサプライズ
オシャレでおいしい!進化する「球磨焼酎」の魅力

>> 動画はこちらから(字幕入り)

― 文字情報版 ―

球磨焼酎

球磨焼酎

人吉球磨(ひとよしくま)地域で500年の歴史を誇る「球磨焼酎」。
今、さらなる進化を求めて、女性をターゲットにした商品が次々と生まれています。
「くまもとサプライズ!」
今回は、進化し続ける球磨焼酎の魅力をご紹介します。

球磨郡あさぎり町。
この町で、毎年2月に開かれているのが、「球磨焼酎蔵元銘酒まつり」です。
500年の歴史がある球磨焼酎を地元から盛り上げていこうと、あさぎり町の有志が10年前に始めました。

球磨焼酎とは、米のみを原料とし、人吉球磨の地下水で仕込んだもろみを使い、人吉球磨で蒸留、瓶詰めされた焼酎だけをいいます。
平成7年に、世界貿易機関によって地名を冠することを認められ、世界的なブランドの一つになりました。
現在、28の蔵元で、こだわりの球磨焼酎が生産されています。

(質問:銘酒まつりに参加した理由は?)
■男性客コメント
「球磨焼酎は大好きでいつも飲んでいます」
「一堂に蔵元がそろう機会はなかなかないので、年に一回楽しみにして毎年来ています」

球磨焼酎蔵元銘酒まつり

球磨焼酎をベースにしたリキュール

人吉球磨地域伝統の遊び、「球磨拳(くまけん)」の大会も開かれ、多くの人が郷土に息づく焼酎文化を楽しむ中、今回は球磨焼酎をベースにしたリキュールの試飲コーナーが設けられていました。

(質問:リキュールコーナーを設けた理由は?)
■「あさぎり銘酒会」代表・奥添昭典さんコメント
「男性は焼酎を飲んでいると思いますが、女性は焼酎に抵抗がある方もいるので、焼酎はリキュールでもおいしいものがあるということを少しでもPRしようと思いリキュールコーナーを設けました」

(質問:球磨焼酎を飲んだ感想は?)
■女性客コメント
「お酒は苦手ですが、すごく飲みやすいです」

女性に受ける焼酎づくり。
ここは、あさぎり町にある明治35年創業の蔵元「高田(たかた)酒造場」です。
昔ながらの製法を受け継ぎ、焼酎はすべてが手造りです。
原料の米にこだわるのはもちろん、消費者の細かいニーズに応えるため、少量生産でさまざまな銘柄の焼酎を造っています。
中でも、球磨焼酎の蔵元では唯一の「花酵母」を使った焼酎づくりで個性を発揮しています。

高田酒造場

花酵母を使った焼酎

この花酵母の焼酎を手掛けたのは、十二代目当主の高田啓世(たかひろ)さんです。
試行錯誤を重ね、平成15年に、花酵母を使った焼酎造りに成功しました。
花酵母ならではの華やかな香りとオシャレなパッケージで女性客の人気を集め、東京の高級百貨店などでも取り扱われるようになりました。

(質問:なぜ、花酵母を使おうと思ったのか?)
■高田酒造場第十二代又助・高田啓世さんコメント
「500年の歴史がある球磨焼酎は素晴らしいと思いますが、そのままずっと造り続けていいのか?という疑問は常に感じていました」
「これから先100年造り続けるのであれば、改革と革新を行わないと絶対生き残っていけないという考えの中で新たなものにチャレンジしました」


この113年の歴史ある蔵を十二代目の高田さんとともに守っているのが、娘の恭奈(やすな)さんです。
恭奈さんは、父親にあこがれて家を継ぐことを決めました。
大学の醸造科学科で酒造りを学んだ後、蔵人(くらびと)として伝統の球磨焼酎造りに励み、女性ならではの目線で新しい焼酎を造っています。

(質問:今、取り組んでいる商品は?)
■高田酒造場・高田恭奈さんコメント
「熊本県産の果物を使ったリキュールの開発をしています」
「販売に行って思ったことなのですが、旦那さんが焼酎を買って(奥さんが)『私もリキュールだったら飲めるのに』というお客さんがすごく多かった」
「いつかは“夫婦で楽しんでもらえる”焼酎を造りたいという気持ちがあり『リキュールだったら…』という要望に応えたいと思って開発を始めました」

高田さん親子

小学生の焼酎仕込み体験

(質問:恭奈さんに期待することは?)
■高田酒造場第十二代又助・高田啓世さんコメント
「市場は女性目線でないと売れていかない」
「新商品開発に当たっても(担当に)女性が必ずいます」
「今までうちになかった部分を娘に託したいと思っています」

受け継がれる思い。
高田さん親子は、球磨焼酎の魅力を次の世代に引き継ごうと、さまざまな体験活動も行っています。
そこには、地域の文化を育んできた球磨焼酎への思いと、ふるさとへの思いがあります。

(質問:今後、どんな焼酎づくりを?)
■高田酒造場・高田恭奈さんコメント
「歴史の背景があるからこそ、飲んでもらっておいしいと思ってもらえる部分があると思うので、小さな蔵だからできるこだわりを大切にしていきたいと思っています」

伝統と革新。
球磨焼酎の新しい歴史がつくられています。

  ※「球磨焼酎酒造組合」のホームページ
    http://jp.kumashochu.or.jp/