くまもとのがんばろうとありがとうvol.1
「心をひとつに。一歩一歩、前へ。」

平成28年熊本地震により上益城郡益城町では、
前震と本震で最大震度7の揺れを観測しました。
甚大な被害を受けつつも復興に向け動き出した益城町の今の様子をお伝えします。

役場が被災しているため、公民館や野外のテントで窓口業務を再開。罹災証明書の発行は、5月20日から開始されました。

自宅が全壊した職員も多数います。こども未来課の松本千明さんもその一人です。通常の業務に加え地震の対応に追われています。

益城町災害ボランティアセンターは、町社会福祉協議会が運営。1日約500人がボランティアとして、被災家屋の瓦礫の撤去や避難所支援を行っています。

『紀伊半島大水害の支援の恩返し』と和歌山から。過去の災害のボランティア経験者がリーダーとなり活躍されています。

ボランティアを支える社会福祉協議会の職員もまた、奔走しています。職員の緒方誠さんは「まだまだ人手が必要。特に、瓦礫を運搬するトラックが不足している」と、多忙で伸びたひげを触りながら話してくれました。

自治体職員をはじめ、さまざまな分野の応援要員が全国から益城町に派遣され、復旧・復興のバックアップをしています。

避難場所として156張のテントが設置された『テント村』は、熱中症などの恐れがあるとして5月末で閉鎖されます。

避難所では、ペットと同伴するのが難しいため、専用の避難所が設置されています。

学校が再開され、子どもたちの明るい声が響くようになりました。学校は避難所でもあるため、児童と避難者が共存しています。

益城町はスイカの産地。5月は出荷の最盛期で、農家は最優先でスイカの世話に当たっています。地震直後は選果場の機械が故障したため、手作業で出荷準備を行ったそうです。

被害の大きかった役場近くのレストラン「葡萄館」は、地震から1カ月後に再開しました。「お店を閉めてしまおうかと、毎日悩みました」と奥さま。

たくさんのご支援や応援メッセージは、被災者を勇気付けています。

町の至る所に『がんばろう』や『ありがとう』の文字。そして、心をひとつに、前に進んでいる益城町のみなさんの姿がありました。