のんびり、ゆったり、お散歩好きの猫たちがゆく、わがまま気ままな熊本の旅。
なんでもない風景も猫ならではの目線でみれば、いろんなことが見えてくる。
ほんわか、元気な熊本の今を“おさんぽねこ”がレポートします。

桜、さくら♪ 満開の熊本城へ

雨上がり、優しい春風に吹かれて、熊本城に続く坂道をてくてく歩く。青々としたには、まあるい水の玉がころんころん。崩れた石垣の周りに咲いたスミレの花にご挨拶したら、坂道の周囲がふわっと明るく輝いて見えた。ほら、桜の花が満開だよ!

ずっとずっと待っていた桜、春爛漫

ひょいと桜の木に登ってみたら、こんなにたくさんの人、人、人。大人も子どももみんな楽しそうに、携帯電話のカメラで写真を撮っているよ。柵の向こうには、地震で崩れた石垣と戌亥櫓。傷ついても凛としたその姿に桜の花がよく似合うね。

緑の楽園は、お花見で大にぎわい

お花の香りに誘われて、ちょっと寄り道。薬草や熱帯植物などたくさんの植物を見ることができる「監物台樹木園」を覗いてみたら、みんなお弁当を持参して、お花見の真っ最中!チューリップも風に揺れて、春を謳歌していたよ。

地震で見つかった不思議な観音様の石

熊本城を造った加藤清正公を祭る「加藤神社」からは、宇土櫓とその奥に大天守・小天守を眺めることができるんだよ。本殿で清正公(せいしょこ)さんにご挨拶したら、石の前へ。地震で崩れた石垣から見つかった観音様を彫った石にもみんな手を合わせていたよ。

今、見ることができるお城の秘密

ぐるんと回って二の丸広場へ。脇に山のように積んである丸い石は、「裏ぐり石」っていうんだって。石垣の中にたくさん詰まっていたんだね。壊れた石垣や建物は大切に保管して復旧工事に使うそうだよ。大天守も小天守も背筋をピンと伸ばして立っている。かっこいいね!

熊本のおいしい、楽しいがいっぱい!

なんだかおいしい匂いに誘われて、お城のすぐそばにある「桜の馬場 城彩苑」へ。ここには熊本のおいしいものが、たくさん集まっているんだって。「ニャンコも変身してみらんね」って、声を掛けてくれたのは「湧々座」のお兄さん。忍者や町娘の格好になれるって楽しいね!
イチゴたっぷりのソフトクリームを食べてる人がいるよ、おいしそうだニャ~♪

熊本城を守ってるみんなの清正公さん

行幸坂を下っていくと、清正公さんの銅像がしっかりとお城を守ってる。坪井川は熊本城のお堀だったそうだよ。長塀も地震で壊れてしまったけれど、復旧の準備が進んでいるね。石垣の石には番号が書いてあって、元の場所に戻されるんだよ。今しか見れない風景だね。

いつだって熊本城は街を見守ってる

お買い物を楽しむ人たちでにぎわう熊本城の城下町へ。路面電車が行き交う街を見下ろすように熊本城が立ってるんだ。なんといっても、お城は熊本のシンボル。少しずつ復旧が進むたびに、みんなが元気になれる。早く元の姿に戻るといいニャ。