のんびり、ゆったり、お散歩好きの猫たちが行く、わがまま気ままな熊本の旅。
なんでもない風景も猫ならではの目線にしてみると、いろんなことが見えてくる。
ほんわか、元気な熊本の今を“おさんぽねこ”がレポートします。

ゆっくり、のんびりが楽しい島歩き

まるでゆりかごが揺れるように穏やかな波の不知火海に、ぽっかりと浮かぶ御所浦島をのんびり島歩き。御所浦町の玄関口・御所浦港に船が着くとたくさんの人や車が乗り降りしているよ。定期船はみんなになくてはならない交通手段。人も物も船でやってくるんだね。熊本地震の被害はほとんどなく、いつもと変わらない風景が広がっているよ。

触って、びっくり!化石の公園へ

海沿いの道を散歩していたら、でっかい恐竜の骨格が「こんにちは」。この公園には、貝の化石がたくさん並んでいて、どれも触ってみることができるんだって。どれどれ、よく見ると貝殻の形がくっきり!どうやってできたのか、不思議だニャ。

メモ

牧島の中瀬戸大橋近くにある「ニガキ化石公園」には、約1億年前の岩塊およそ20個を野外展示。さまざまな貝の化石を見て触って体感できます。恐竜のオブジェは御所浦町のランドマーク。島内9カ所に設置された恐竜探しの旅もおすすめです。

今も昔も「あこうの木」の木陰でひと休み

海岸沿いには大きな木がいくつもあるけれど、この木はひときわ大きい。木陰にはバス停のベンチがあり、のんびり腰かけてバスが来るのを待つことができる。島の暮らしって心地いいなぁと思っていたら、“恐竜の顔”が目の前を駆け抜けていったよ!

メモ

御所浦町牧本地区では、古くから防風・防熱・防潮のために「あこうの木」が植えられてきました。中でも樹齢300年、樹高12.5メートル、幹周4.8メートルのこの木は、天草市指定天然記念物として大切に守られています。

アンモナイトの化石にこんにちは

埠頭では夏休みの子どもたちが魚を捕って遊んでいたよ。その脇にある不思議な建物をのぞいでみたら、地層の中にびっくりするほど大きな貝の化石が!恐竜の島には、きっと今もいろんな化石が眠っているんだね。

メモ

「アンモナイト館」では、約8500万年前の地層に入ったままの状態で、直径約60センチもの巨大なアンモナイトの化石を見ることができます。入場料は無料で、自由に出入りできる施設です。

恐竜の顔が目の前に!子どもたちも大喜び

港の前まで戻ってきたら、子どもたちの元気な声が聞こえてきた。そっとのぞいてみると「がおおおおおー!」巨大な恐竜の顔が目に飛び込んできて、びっくり!珍しい恐竜の骨格標本がたくさん並んでいて、今にも動き出しそうだニャ。子どもたちが描いた恐竜の絵も、元気いっぱいあふれていたよ。

メモ

島内の白亜紀の地層から発掘された化石や恐竜の骨格標本などを展示する「天草市立御所浦白亜紀資料館」。貝や草食恐竜の化石のほか、国内最大級の肉食恐竜の歯の化石も発見されています。9月3日(日)までは開館20周年を記念し、入場料が無料です。

おいしい匂いに誘われて、ごちそうをゲット♪

魚の匂いにつられて立ち寄ったお店には、捕れたての魚介類や加工品がたくさん並んでいたよ。野菜や総菜、お弁当もそろっていて、みんな手に取りながらうれしそうに選んでいる。スンスン鼻を鳴らしていたら、お兄さんが「どうぞ」とお刺し身を差し出してくれた。ぺろり、おいしいニャ~♪

メモ

御所浦港前に建つ御所浦町物産館「しおさい館」には、島で捕れた旬の魚介はもちろん、農産物とその加工品、民芸品なども多彩にそろっています。観光客だけでなく、地元の方々が毎日の買い物にも訪れる“御所浦町の台所”です。

恐竜の足跡を探して、船に乗って大冒険

お刺し身をくれたお兄さんについて回っていたら、ひょいと抱えられて膝の上へ。海の上を飛ぶように走る船、思わず「ニャー!」と叫んじゃった。やがて小さな島にたどり着くと、お兄さんは桟橋を渡っていく。そこには、なんと恐竜の足跡があったんだよ!

メモ

「弁天島」では、約38センチもの恐竜の足跡の化石が発見されています。体長約5メートルほどの肉食恐竜の足跡と推察され、4本の指のうち3本の跡が残されており、現在は保護のため、複製を設置。実物は「天草市立御所浦白亜紀資料館」に展示されています。

※満潮時は見学不可。海上タクシーなどをご利用ください。

たくさんの漁船はお昼寝中、のんびりまち歩き

お兄さんと別れて、港の周囲を探険♪昼下がりの漁港は、ゆったり時間が流れている。早朝には漁に出る人々でにぎやかなんだろうな。集落には小さな路地がたくさん!涼しい風が吹く木陰では、おばあちゃんたちがおしゃべりに夢中。ひょいと目を上げたらポストの上にも小さな恐竜がいたよ!

青い海と海に浮かぶ島々、御所浦の夏は最高ニャ♪

どんどん山道を探険していくと、やがててっぺんにたどり着いたよ。青く輝く海と点々と浮かぶ島々。御所浦にはこんなにたくさんの島があるんだね。帰り道、また駐車場で恐竜の顔が描かれた車と遭遇!恐竜の島には楽しい車が走っているんだニャ。

メモ

「烏峠」は御所浦の最高峰。442メートルの頂上からは不知火海に浮かぶ島々のパノラマビューが広がります。御所浦町では電動カーで快適なドライブを楽しめるようレンタカーサービスをスタート!1時間1080円(税込)で利用できます。