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週刊メールマガジン「気になる!くまもと」 第28号関連情報

 

清水國明氏 清水國明の自然大好き!くまもと大好き!
このコーナーでは、メールマガジン本文の「清水國明さんのエッセイ」の内容を写真などでご紹介しています。

ココチェック! 今週は、熊本の「小正月」の風景をご紹介します。

 お正月を初めて自宅で過ごしたという清水ファミリーの皆さん。昔から、1月1日を「大正月」というのに対して、1月15日、あるいは1月14日から16日までを「小正月(こしょうがつ)」と呼んでいます。
 そこで、今週は、熊本の小正月の風景をご紹介します。

●的ばかい(長洲町)

 1月15日に行われていた、金魚の里として知られる長洲町の四王子(しおうじ)神社の祭り「的ばかい」。現在は、1月の第3日曜日(今年は1月20日)に行われるようになりましたが、この時期の熊本を代表する祭りです。
 筑前国(福岡県)の四王子岳から分霊した神を迎えるために作られた藁(わら)の円座を、住民たちが奪い合ったという故事によって行われる祭りで、正式には「破魔弓祭(はまゆみまつり)」といいます。
 この祭りの一番の見どころは、褌(ふんどし)一つの若者達による藁で作られた的をめぐっての激しい争奪戦。大勢の見物人から次々と力水があびせられる中、的の奪い合いは街から海岸へと移り、最後は海中までもつれ込みます。
 祭りが終わると、的は氏子の数だけ小さく分けられ、各家庭の神棚に供えられます。

この祭りは、見物するだけでなく参加することもできます。
激しい奪い合いが繰り広げられます
的はワラで作られた丸い座ぶとんの形をしています

激しい奪い合いが
繰り広げられます。

的はワラで作られた
丸い座ぶとんの形を
しています。
(問)長洲町産業振興課
   TEL  0968−78−3111
   FAX  0968−78−1092
   Eメール suisan@town.nagasu.kumamoto.jp
   http://www.town.nagasu.kumamoto.jp/

●アクセス
車 / 九州縦貫自動車道南関IC、または菊水IC下車、車で40分。
JR/ 鹿児島本線長洲駅下車、車で8分。

●「どんどや」

砥用町(ともちまち)での“どんどや”の様子
熊本市での“どんどや”の様子
 熊本でも小正月には、竹や杉で組んだやぐらに火をつけ、正月飾りやしめ縄を燃やす「どんどや」が県内各地で行われます。このやぐら、大きいものは、高さ10メートルほどになるものもあります。
 この行事には、火を燃やして病災を除去するという意味合いがあるといわれていますが、子どもたちの楽しみは、火が静まってからの餅(もち)焼き。青竹の先に餅(もち)をはさみ、静まった火の中に入れて焼いて食べます。

●「モグラ打ち」

 モグラ打ちも小正月に行われる、子どもたちが主役の行事です。これは田畑を荒らすモグラを退治し、五穀豊穣・無病息災(ごこくほうじょう・むびょうそくさい)を願うものです。地域によって、多少やり方は違うようですが、藁(わら)や竹で作った特製の棒を手にした子供たちが、近所の家々の庭先で、囃子歌(はやしうた)に合わせて地面をたたき、モグラを追い払います。そのお礼として家々からは、餅(もち)やお菓子をプレゼントされ、4〜5軒も回るころには、お菓子が両手いっぱいにたまります。
子どもたちは7〜8人のグループでモグラ打ちを行います
子どもたちは7〜8人のグループで
モグラ打ちを行います。
山江村での“もぐら打ち”の様子。各家庭でもらうお菓子が楽しみ
人吉・球磨地域での“もぐら打ち”の様子。各家々でもらうお菓子が楽しみ。
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