●朝霧に包まれる「あさぎり町」
あさぎり町は、平成の大合併で熊本県で最初に合併した町。県南の人吉盆地の中央にある町で、球磨郡の上村(うえむら)、免田町(めんだまち)、岡原村(おかはるむら)、須恵村(すえむら)、深田村(ふかだむら)の1町4村が、平成15年4月1日に合併して誕生しました。緑深い九州山地に囲まれた町は、面積の約6割を森林が占め、町内には日本三急流の一つである「球磨川」が流れるなど、自然が豊かなことが特徴の一つ。また、あさぎり町の名前の由来となった、中秋から春にかけて発生する盆地特有の「朝霧」も有名で、年間の発生日数は国内でも有数といわれています。「白髪岳千望展望所(しらがだけせんぼうてんぼうしょ)」は、11月ごろからの朝霧に包まれる町を一望できる展望スポットとして人気があります。
●霊験あらたかな「御利益スポット巡り」と幸福行きの「おかどめ幸福駅」
あさぎり町の観光スポットとして人気なのが「御利益スポット巡り」。
中でも一番知られているのが「谷水薬師(たにみずやくし)」。日本七薬師の一つに数えられ、山門に立つ仁王像に、紙つぶてを投げつけ、体の悪い所にくっつけば、その部分の病が治るという言い伝えがあります。そのため仁王像はいつも白い紙つぶてだらけになっています。
また、日本で唯一幸福が駅名に付くことで全国的に知られている「おかどめ幸福駅」(くまがわ鉄道)は、駅行きの切符が、縁起の良い「幸福行きの切符」として評判。駅前には幸福行きポストもあり、「ここからラブレターを投かんすると幸福が約束される」といううわさもあります。
●温泉、キャンプ場などで山の自然を満喫!
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田園の中にある
薬師温泉ヘルシーランド |
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| ビハ公園キャンプ場 |
自然豊かなあさぎり町には、その恵みを堪能する場所がたくさんあります。その一つが温泉。町内には2カ所の温泉施設があり、地域の人たちにも親しまれています。その中の一つ「薬師温泉ヘルシーランド」は白髪岳の地下1,000メートルからわき出る泉質が評判の温泉。飲めば不老長寿になるという言い伝えもあるそうです。露天風呂からは、あさぎり町の田園風景とその向こうに白髪岳を望むことができ、のどかな雰囲気が心身をリラックスさせてくれます。
今の時季はあさぎり町の桜の名所を訪れるのもお薦め。中でも白髪岳のふもとにある「ビハ公園キャンプ場」は、オートキャンプや白髪岳登山、渓流釣りなどが楽しめる人気のアウトドアスポット。今はまさに桜のシーズンで、キャンプ場を取り巻くように植えられた約1,000本のソメイヨシノが見ごろを迎えています。桜の後は若葉の季節。ツツジ、サツキなど初夏を告げる花とともに、若緑に包まれた木々が山や公園を彩ります。 |