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熊本の県民性を表す言葉といえば「肥後もっこす」。今回は熊本の県民性を表す方言をテーマに、熊本の県民性についてご紹介します。
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「もっこす」とは、頑固者、強情者、偏屈などの性格を表します。しかし、どこかユーモラスな印象があり、あまり否定的に使われることはありません。
熊本は、肥後五十四万石といわれたように、昔から農業が盛んな地域で、地域内での生産性が高く、新しいものを取り入れる必要があまりなかったことから、保守的な県民性が今も残っているといわれています。
また、熊本の県民性は「剛健で正義感が強い、頑固で気が短い、さっぱりして明るく、人情味があり親切、口下手でお世辞が言えない、たけだけしいそぶりは見せかけだけで強がっているだけ、内心は小心」(「県民性の日本地図」文春新書)ともいわれます。
方言が強く、短気に見える熊本県民ですが、気心が知れてくると、人情味があって付き合いやすい、ということでしょうか。「一度慣れると住みやすく、第二のふるさとになった」という人も多いようです。また、武家時代から続くさまざまな古い文化や建物が大切に保存されているのも熊本の特長の一つ。頑固に伝統を守ろうとする「もっこす」精神のおかげかもしれません。
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熊本の県民性を表すもう一つのキーワードが「わさもん」。新しいものが好きで、流行に飛び付く人、という意味です。
熊本県民は、ファッションや流行に敏感で、シャワー通りや上乃裏通り(上通りの裏通り)などを中心に、おしゃれな店が多いことで知られています。
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「もっこす」と「わさもん」。相反するような県民気質ですが、この二つがうまく融合しているところが、熊本の県民性の特長であるといえます。例えば熊本市の路面電車ですが、市民の要望で、現在も活躍しています。その車両として日本で初めて導入されたのが、最先端の超低床電車で、ユニバーサルデザインのまちづくりを提唱する熊本の代表的事例でもあります。
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