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「気になる!くまもと」 くまもと発見」 第11号関連情報

 

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熊本の魅力をお届けする「くまもと発見!」
このコーナーではメールマガジン本文の「くまもと発見!」に登場する地域や、観光ポイントなどをご紹介します。 9月のテーマは「唄でつづる熊本の旅」です。

「おてもやん」

 熊本弁がなんともユーモアで、陽気な「おてもやん」。そのルーツははっきりしていませんが、作者は三味線と踊りの師匠「永田イネ」という熊本に実在した女性だったといわれています。唄の中には「春日ぼうぶら」という言葉が入っていますが、これは春日のかぼちゃの意味。春日とは地名のことで、現在のJR熊本駅周辺(熊本市春日)をいいます。今では熊本の玄関口として、人の行き来も盛んですが、昔はかぼちゃ畑が広がるのどかな所だったようです。
 この唄は幕末以降につくられたと考えられており、お座敷唄として歌われていたようです。
 今ではこの「おてもやん」のメロディーは、熊本の夏まつり「火の国まつり」のメインイベント「おてもやん総踊り」で流れており、祭りを盛り上げています。

●おてもやん像
 唄の主人公「おてもやん」の性格は、その歌詞から想像できます。まず、嫁入りしたこと自体が大変なニュースになってしまうほどの人気者、美人ではないが愛きょう良しなどなど。ちなみに名前は「ても」で、「やん」は敬称です。
 熊本市の中心地(交通センター)に「おてもやん」の銅像があり、陽気な姿で道行く人々を見守っています。

●熊本の民謡「おてもやん」

おてもやん
あんたこの頃嫁入りしたではないかいな
  嫁入りしたこた したばってん
ご亭(て)どんが
ぐじゃっぺだるけん
まぁだ盃ゃせんだった
  村役
(むらやく)鳶役(とびやく)(きも)いりどん
あん人たちの居(お)らすけんで
あとはどうなときゃぁなろたい
  川端町(かわばたまち)つぁん きゃぁめぐろ
春日ほうぶらどんたちゃ
尻ひっぴゃぁて 花ざかり花ざかり
  ピーチクパーチクひばりの子
  ゲンバクなすびのイガイガどん



< 標準語訳 >

おてもさんよ、あんたはついさき頃、お嫁にいったというじゃないか。
 うん、嫁入りしたことはしたんだけど、
相手の男性の顔があまり好みではなかったので、
まだ固めの盃はしてないのよ。
村のおえら方や、鳶の頭
そういう村の斡旋役の方々がおられるんだから、
あとのことは何とかなるでしょう。
 川端町のほうを、ぐるっと回っていくと
春日名産のかぼちゃの花が(夏になると尻を並べてゴロゴロとなるかぼちゃの、その花が)畑いっぱいに、今をさかりと咲いている。
空には雲雀がピーチクパーチクとさえずっていて、その下の畑では、
あまり品質のよくない、えぐい茄子がなっている。
あの男性も、そんな「えぐなすび」みたいで―――。

 参考:「口訳 日本民謡集」(蒼洋社)

おてもやん像
おてもやん像
唄に登場する春日周辺(現在の熊本駅周辺)
唄に登場する春日周辺(現在の熊本駅周辺)


●熊本弁ワンポイント講座

 ちょっと早口で、独特なイントネーション、でもどこか愛らしい熊本弁。ここにご紹介する代表的な熊本弁を覚えて、熊本の旅を楽しんでみませんか!?

むしゃんよかー ・・ かっこいい
せからしか ・・・・・・ やかましい・面倒くさい
たいぎゃあ ・・・・・・ とても
むぞらしか ・・・・・・ かわいい
とつけむにゃあ ・・ とんでもない・どえらい
あとぜき ・・・・・・・・ 戸を閉める
うーばんぎゃー ・・ いいかげん
なおす ・・・・・・・・・ 片づける・整理する
はってく ・・・・・・・・ 行くこと
はるかく ・・・・・・・・ 怒る
ほうがくもにゃあ ・ とんでもない・途方もない
くたびるる ・・・・・・ 疲れる・古くなる
うったまがる ・・・・ びっくり仰天・第一級の驚き
とっとっと ・・・・・・・ 残す・手もとに持っている
すーすーすー ・・・ 肌寒い・風通しがいい





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http://cyber.pref.kumamoto.jp/



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