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「気になる!くまもと」 くまもと発見」 第13号関連情報

 

熊本マップ

熊本の魅力をお届けする「くまもと発見!」
このコーナーではメールマガジン本文の「くまもと発見!」に登場する地域や、観光ポイントなどをご紹介します。9月のテーマは「唄でつづる熊本の旅」です。

「田原坂」

 日本最後の内戦「西南の役」が起こったのは明治10年(1877年)。西郷隆盛率いる薩摩軍と官軍が激しく戦った、この戦いの最大の激戦地となったのが植木町の「田原坂」(たばるざか)です。
 田原坂は、標高差約60メートルの坂道ですが、なぜここが激戦地になったのでしょうか?
 薩摩軍は官軍が守る熊本城を包囲、落城させようとしていました。当時、福岡、久留米方面から熊本へ入るには、田原坂の道が荷馬車や砲車が通れる唯一の道で、官軍の援軍が熊本城へ向かうためには、陸路としては、この道を通るしかありませんでした。
 また、田原坂は道の形が凹形をしており、ここを通る敵を攻撃しやすいような地形となっていました。これは、その昔、熊本城を築城した加藤清正が、城北方面の防衛の重要な地点とするために人工的に凹形に深く掘り込んで作ったものでしたが、薩摩軍としては、この田原坂の要害の地で、官軍の南下を阻止しようとしたことから両軍による死闘が繰り広げられたのでした。
 歌詞にもあるように、戦いの大半は雨の中で行われましたが、官軍の兵士は水に強い軍服、雨の中でも発射できる元込銃を使用していたのに比べて、薩摩軍の兵士は水を吸って動きにくくなる木綿の着物。銃も、ほとんどが先込めの旧式銃だったため、火薬が水を吸って不発になりやすくなるなど、雨の中での戦いは官軍に有利に展開していきました。
 戦いは17日間続き、32万発の砲弾が飛び交う激しいもので、数多くの戦死者を出しました。結局は17日目の朝に総攻撃をしかけた官軍が勝利し、薩摩軍は敗走します。この「田原坂」での戦いをきっかけに、日本は新しい時代へ向けて本格的に歩みを進めていくことになるのです。

田原坂の大砲と楠
田原坂の大砲と楠

●熊本の民謡「田原坂」

雨は降る降る人馬は濡れる
     越すに越されぬ田原坂 

右手(めて)に血刀 
   左手(ゆんで)に手綱
      馬上ゆたかな美少年

凹形の田原坂
凹形の田原坂

●田原坂公園
田原坂公園

 西南の役最大の激戦地「田原坂」。現在は田原坂公園として整備され、自然が美しい静かな観光ポイントとなっています。特に桜やつつじのころは家族連れや花見客などでにぎわいます。
 園内には、慰霊塔、資料館、弾痕の家などがあり、激しい戦いの名残りを見ることができます。

(問)植木町商工観光課
   TEL096−272−1117
   FAX096−272−6912
http://www2.justnet.ne.jp
/~websbs/

●田原坂資料館
田原坂資料館
空中かち合い弾 空中かち合い弾

 両軍が撃ち合った弾と弾が空中でぶつかるほど、田原坂での戦いは激しいものでした。資料館には、この空中かち合い弾や銃器、戦況を伝える電文、錦絵など150点余の資料が展示されています。隣には無数の弾痕が残る土蔵造りの家「弾痕の家」があり、当時の激しい戦いの様子を今に伝えています。

(問) 田原坂資料館
開館時間/9:00〜17:00
休館日/
    月曜日、祝祭日の翌日
入場料/
    一般(高校生以上)210円
         小中学生100円
TEL096−272−4982

●特産の「スイカ」
植木スイカ

 熊本県は日本一のスイカの生産地ですが、その生産の中心地が、田原坂のある鹿本郡植木町(かもとぐんうえきまち)です。「夢大地かもと」のブランド名で全国に出荷され、4〜5月は全国の市場を独占します。

(問)植木町商工観光課
   TEL096−272−1117
   FAX096−272−6912
http://www2.justnet.ne.jp
/~websbs/

●植木町(田原坂)までのアクセス

 ●九州縦貫自動車道植木IC下車、
    田原坂公園まで車で10分
 ●JR鹿児島本線田原坂駅下車、
    田原坂まで徒歩30分

植木町マップ



熊本県の情報は http://www.pref.kumamoto.jp/ 熊本県の観光情報は http://cyber.pref.kumamoto.jp/

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