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熊本県庁各課の業務内容などについて紹介するコーナーです。
現在取り組んでいる事業や課題などについて担当課長にインタビューしたものを、隔週でご紹介します。 |
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「鳥インフルエンザ対策を進めています!」
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●今回は、畜産課の山部邦展(やまべくにひろ)家畜衛生対策監にお話を伺いました。
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今年になって宮崎県と岡山県で高病原性鳥インフルエンザが発生しましたが、熊本県はどのような対策を行っているのですか?
まず、今回の鳥インフルエンザの発生に際し、県内の100羽以上の養鶏農場と学校などの飼育施設(計725ヵ所)への立ち入り検査を行い、すべて異常がないことを確認しています。
県では、普段から対策のマニュアルを作り、定期的に養鶏農場の検査を行っています。また、万が一発見された場合に備えて、感染拡大を防ぐための対策をとっています。
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熊本県家畜伝染病 防疫対策会議の様子 |
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「鳥インフルエンザについて」の パンフレット ※画像をクリックすると
新しいウィンドウで拡大表示します。 |
1月11日夜に宮崎県で高病原性鳥インフルエンザと疑われる事例が発生した際は、翌日、1,000羽以上の全養鶏農場に情報提供と衛生管理の徹底をお願いしました。また、「熊本県家畜伝染病防疫対策会議」を開き、鳥インフルエンザと確定した場合の対応を確認するとともに相談窓口を設置しました。宮崎県の事例が鳥インフルエンザと確定したのを受け、1月15日には養鶏関係機関などへの説明会を開催し、家畜保健衛生所の獣医師により1,000羽以上の養鶏農場への緊急立ち入り検査を開始しました。1月25日までには100羽以上の養鶏農場と学校などの飼育施設への立ち入り検査を完了したところです。
また、県民の皆さんに鳥インフルエンザについての理解を深めていただくため、県ホームページで情報を伝えたり、相談窓口を拡充したりするなど、風評被害の防止に取り組んでいます。
鳥インフルエンザに関する情報
http://www.pref.kumamoto.jp/asp/news.asp? page_flag=top&i_news_no=10172
高病原性鳥インフルエンザとはどんな病気ですか?
高病原性鳥インフルエンザとは、家畜伝染病予防法で定められている、鳥に感染するA型インフルエンザウイルスの中で、H5やH7亜型というウイルスによって鶏、アヒル、ウズラ、七面鳥がかかる病気です。
強毒タイプのウイルスに感染すると、鶏は大量に死んでしまいます。弱毒タイプのウイルスに感染した場合でも、咳や呼吸が荒くなるなどの症状が出たり、産卵率が下がったりする場合があります。弱毒性のものでも感染を繰り返すと強毒性に変異する可能性もあると報告されており、県では、病原性の強さにかかわらず、感染の拡大を早めに食い止めるよう、早期発見と徹底した防疫に努めています。
感染経路は、ウイルスに感染している鶏から直接感染する場合と水や排泄物を介して感染する場合があります。また、ウイルスに汚染された器材や車両、人の衣服、長靴などを介してウイルスが持ち込まれる場合や、渡り鳥や野鳥を介して感染する場合も考えられます。このため、野鳥が侵入しない構造の鶏舎にすることや、野鳥のふんで汚染される可能性のある水やえさは与えないなどの対策が必要になります。
人が鳥インフルエンザにかかることがありますか?
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調理の様子イラスト |
これまでに鶏肉や鶏卵を食べて、鳥インフルエンザウイルスに感染した例はありません。鳥インフルエンザウイルスは酸に弱い性質があり、万が一ウイルスが食品に付いていても胃酸によってウイルスの感染力がなくなると考えられています。また、加熱により食品の中心温度が70℃以上になるとウイルスは死滅します。鶏肉は、ピンク色の部分がなくなるまで加熱するとよいでしょう。国産の鶏肉、鶏卵はそれぞれ厳しい基準に基づき、洗浄、殺菌されて流通していますので安心して食べられます。
ごくまれに海外で人が鳥インフルエンザにかかった事例が報告されていますが、鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や粉末状になったふんを吸い込んだり、その鳥のふんなどに触れ、ウイルスに汚染した手から体内に大量にウイルスが入った場合などに感染しているようです。
日本では、高病原性鳥インフルエンザの発生が疑われると、現場付近の立ち入りを制限し、病気にかかった鶏の処分や施設の消毒などを徹底して行っていますので、人が鳥インフルエンザにかかる可能性はほとんどないと考えられます。
わたしたちは、どんなことに気を付けたらよいのですか?
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うがいイラスト |
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手洗いイラスト |
ペットとして鳥を飼っている方は、鳥の様子を毎日観察し、鳥小屋はまめに掃除してください。水やえさは新鮮なものを与え、野鳥が鳥小屋に接近しないよう注意しましょう。鳥の世話をした後は、うがいや手洗いを忘れずに。うがいや手洗いは鳥インフルエンザの感染を予防するだけでなく、ほかの感染症の予防にもつながりますので、ぜひ実行してください。
野鳥が死んでいたからといって、必ずしも鳥インフルエンザが原因であるとは限りません。野鳥であれば、えさ不足や環境の変化などさまざまな要因が考えられます。ただし、複数の野鳥が死んでいるなど不審に思われる場合や、飼っている鳥が原因が分からないまま次々に死んでしまった場合などは相談窓口までご連絡ください。
高病原性鳥インフルエンザにかかる相談窓口一覧
http://www.pref.kumamoto.jp/sec_img/0053/200725190915067.pdf
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天草大王(原種)のオス |
今回、鳥インフルエンザ対策についてお話しましたが、畜産課ではこのほかに、歯応えとコクのあるうま味が特徴の地鶏「天草大王(あまくさだいおう)」や、近々本格的に販売される「ヒゴサカエ302」を活用した豚肉など、県で開発した新たな畜産物のブランド化の推進や、牛や豚、鶏などの育種改良、草地改良や畜産環境対策など、畜産に関するさまざまな取り組みを行っています。
高病原性鳥インフルエンザに対して、万全の体制がとられていることが良く分かりました。風評に惑わされず正しい知識を持つことで、ペットの鳥も安心して飼えますし、鶏肉、鶏卵も今まで通り安心して食べられることが分かりました。今日はありがとうございました。
お問い合わせ先:
農林水産部畜産課
TEL 096−333−2402
FAX 096−381−7611
メールアドレス chikusan@pref.kumamoto.lg.jp
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