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第290号(2007/1/18) 次号
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県庁ってなんばしよっと課な?

 熊本県庁各課の業務内容などについて紹介するコーナーです。
現在取り組んでいる事業や課題などについて担当課長にインタビューしたものを、隔週でご紹介します。
 
「若者の就職へのチャレンジを応援します!」

 
●今回は、労働雇用総室の井手義隆総室長にお話を伺いました。

労働雇用総室では、どのようなことに取り組まれているのですか?

 最も力を入れていることは、若者を中心に、生き生きと働ける職業能力を身に付け、社会に認められて就業してもらうための取り組みです。また、2007年からは、多くの団塊の世代の方々が退職しますが、その方たちの職業能力をどのようにして次の世代に引き継いでいくかも大事なことととらえています。
 そのほかに、労働条件の整備や、職場での安全衛生、福利厚生が確保されているか、また万が一の場合労働紛争の調停などを、国の機関である労働局と連携を取りながら行っています。


最近仕事に就いていない若者が問題になっていますね。

 はい。15歳〜34歳の若年無業者が増えています。国もいくつかの手法を講じていますが、すぐに解決できる問題ではありません。さまざまな原因、理由から仕事に就かない結果になっていますので、関係するところが連携して、いくつもの手法で就業の過程に導いていく必要があります。
「若者しごとカウンセラー」の竹村さんです

「若者しごとカウンセラー」の
竹村さんです

 そのために、就労に関する悩みを持つ若者を対象にした相談窓口を設置しました。 一つは水前寺駅ビル2階にある「若者お仕事探しステーション『ジョブカフェくまもと』」内にある「若者チャレンジホットライン」です。「若者しごとカウンセラー」が電話で、仕事を探す若者の悩み相談に対応します。相談内容によっては『ジョブカフェくまもと』内で面接相談を行ったり、訪問による相談も行ったりしています。もう一つは、NPO法人熊本県キャリアコンサルタント協会に委託して相談業務を行っています。こちらは、相談のほかに、職業訓練や家族を対象にしたセミナーなども行っています。
 どちらも、相談内容に応じた支援メニューを用意しています。また、場合によっては、ほかの支援機関をご紹介することもできますので、まずは気軽にご連絡ください。



 ■若者チャレンジホットラインはこちら
    TEL 096−387−1331
        平日 10:00〜17:00
        土、日、祝日、年末年始は除く
 ■NPO法人熊本県キャリアコンサルタント協会電話相談受付
    TEL 096−382−7155
        平日 9:30〜16:30
        土、日、祝日、年末年始は除く
    インターネットカウンセリング sodan@kcck.or.jp
    HPアドレス http://www.kcck.or.jp


相談に対してはどのようなアドバイスをしているのですか?

家族を対象としたセミナーのようす

家族を対象としたセミナーのようす

 個人にあった多様なメニューをそろえてアドバイスを行っています。例えば、能力的に自信がないといった相談には、何か資格を取ることを勧めたりします。人と話すのが苦手で職に就くことを重荷に感じている人には、まずボランティアなどで社会参加をしてもらい、次に体験就労を勧めて、人に必要とされていることを実感してもらうなど、段階的な支援を行っています。自信を取り戻すことで就労につながるのです。このように、状況に応じたさまざまな支援や体験ができる環境づくりのために、昨年の12月4日に「若者支援ネットワーク会議」を立ち上げ、関係する13の機関が協力し、さまざまな支援を行うよう、話し合いました。
 相談窓口の認知もすすみ、若者の就労にある程度つながっているのではないかと感じています。


若者の自立を助けるために教育機関との連携も進んでいますね。
 
 はい。教育界、産業界、行政などの代表者からなる「キャリア教育推進産・学・行政連携検討会議」を昨年の12月に発足しました。ここでは、教育界の取り組みを産業界・行政がどのように応援するかを検討しています。
 特にインターシップ(就職前の就業体験)を中心に、家庭や地域社会、学校、企業が一緒になって、望ましい勤労観や職業観、社会性を若者に定着させることに力を入れています。
 その一つとして、高校生の職業体験があります。学校と企業が連携し、2年生の時に1週間ほど行うところが多く、生徒からは、「現場でしか学べないことを吸収できて貴重な体験ができた」「授業で学んでいることがどのような形で現場で役立つか知ることができた」などの感想が寄せられています。また、大学と経営者協会の連携で、年間約300人の学生が191の事業所で1週間から2週間のインターシップを行います。
 このような取り組みを重ねることで、就業後の仕事への定着率が上がることを期待します。


そのほかに、就学前から勤労観や職業観をはぐくまれていますね。

 はい。幼稚園や保育園では、働いている人を見学して仕事への夢を膨らませたり、当番活動を通して自分でやり遂げる喜びを感じ取る取り組みなどが行われています。また、小学校でも、さまざまな教科の内容や当番活動と実社会との関係について理解を深め、職業見学や施設訪問などを通して、勤労観・職業観がはぐくまれています。
 周りの人たちとコミュニケーションを図りながら、職業を通して自分の個性を生かしていく、それが社会への貢献にもつながるということを幼い時から感じ取ってもらう取り組みです。このような教育界の取り組みを地域社会で支えて行くことが重要です。
 仕事に就かない若者の増加が社会問題になっていますが、働くということは、人の一生の中で、時間的な面でも生きがいの面でも大きなウェイトを占めています。熊本に住んで仕事をしている人が輝き、熊本の経済が元気になるよう力を注いでいきたいと思います。
 


 一人でも多くの若者が仕事に就いて、いきいきと生活するためにさまざまなことに取り組まれているのですね。みんなが元気に働く社会は、活気があります。わたしもそんな熊本になったらいいなと思いました。今日はありがとうございました。


お問い合わせ先:
 商工観光労働部労働雇用総室
TEL 096−333−2338
FAX 096−381−6970
ホームページ roudoukoyou@pref.kumamoto.lg.jp




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