|
熊本県庁各課のタイムリーなイベントなどを隔週でご紹介するコーナーです。
|
 |
九州初!!新交通システム「デュアル・モード・ビークル」が
南阿蘇地域を走ります
|
 |
| Q |
:「デュアル・モード・ビークル」とは、どのような乗り物ですか? |
| |
デュアル・モード・ビークル「DMV」とは、JR北海道で技術開発が進められている、鉄道と道路の両方を走行できる新しい交通システムです。
昨年、北海道のJR釧網(せんもう)線(浜小清水〜藻琴(もこと)間)で行われた試験的営業運転が話題となりました。これまで北海道以外でDMVが走行したのは、平成19年1月にデモンストレーション走行を行った静岡県富士市のみで、本年3月20日から南阿蘇地域で実施する実証実験は、「九州初」のDMV走行として、全国から注目を浴びています。
|
| Q |
:「DMV」のメリットについて教えてください。 |
| |
第一のメリットは、鉄道と道路の両方を走行でき、乗り換えを解消できることです。
これにより、例えば「立野駅からDMVに乗り、中松駅までは鉄道で移動する。その後道路を走行し、一心行の大桜を楽しみ、温泉で一息ついて南阿蘇地域を散策。その後は、阿蘇白川駅から南阿蘇鉄道を利用して再び立野駅に移動する」ということが、可能になります。
また、この鉄道と道路の両方を走行できるという特徴を生かして道路が混雑する時間帯には鉄道を走行し、スムーズに目的地までアクセスするなどの活用方法も考えられます。
2つ目のメリットとしては、DMV車両が従来からあるマイクロバスを基本に設計されていることです。これにより、従来の鉄道車両と比べて車両価格や車両維持費などの部分で大幅なコストダウンが期待できます。
さらには、既存のレールと道路をそのまま走行できるので、大規模な基盤整備などの必要がないことも大きなメリットだと考えられます。
|
| Q |
:実用化に向けた課題について教えてください。 |
| |
DMVの課題はいくつかあります。
マイクロバスを基本に設計されているため、1台当たりの乗車定員が約20名程度と少なく、朝夕の通勤通学時間帯など利用者が集中する時間帯には活用が難しいかもしれません。なお、この課題については、DMV車両を連結するなどの方向で検討が進められていると聞いています。
また、現在の法律では、DMVを運転する場合、鉄道の運転免許を持つ者とバスの運転免許を持つ者の2名、もしくは両方の免許を持つ者が必要ですが、これは人件費や人材の確保の面で課題となります。
このように課題もありますが、現在JR北海道で実用化に向けてのさまざまな技術開発などが行われ、国もデュアルモードシステム導入に向けた支援などを実施しています。
|
| Q |
:熊本県ではどのような取り組みが行われているのですか。 |
| |
平成23年春にも予定されている九州新幹線の全線開業効果を、沿線地域だけでなく県内全域に広げていくためには、熊本を縦に走る新幹線に対して横軸となる2次、3次公共交通機関などのアクセス強化が重要になります。
そこで、平成18年度から国と協働してDMV導入に向けた検討に着手し、平成19年度に今回の実証実験を主催する「熊本県DMV導入実証実験協議会」を設置しました。昨年11月には、JR北海道からDMV車両(ダーウィン号)を借り受け、南阿蘇鉄道の高森駅から中松駅(約7キロメートル)および南阿蘇地域の周辺道路で走行安定性などの確認のため夜間走行試験を行っており、3月の実証実験の実施に向けて着実に準備を進めています。
|
| Q |
:具体的にどのような運行計画で走行試験を行うのですか? |
| |
今年3月20日(木・祝)から22日(土)の3日間で実施します。ルートは、草千里や白川水源などを周遊する観光周遊ルートと役場や温泉施設などを周回する地域周回ルートの2種類です。
また、1日の運行便数は4便(午前9時ごろ〜午後6時ごろ)を予定しています。詳しい運行計画(運行ルート・ダイヤなど)については、以下のホームページをご覧ください。
南阿蘇DMV導入実証実験のホームページ
http://www.mt-torokko.com/dmv/
|
| |
今回の実験は、営業運行ではないため、ご来場いただいた皆さんに自由にご乗車いただくことはできませんが、はるばる北海道から南阿蘇にDMVがやってきます。皆さん、九州初上陸の「デュアル・モード・ビークル」が阿蘇の雄大な自然の中を走行する姿をぜひ見に来てください。
また、阿蘇地域一帯では火まつりが行われ、各市町村でいろいろな催し物が開催されています。同時にお楽しみください。
|
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
お問い合わせ先
熊本県地域振興部交通対策総室
TEL 096−333−2164
FAX 096−385−4815
電子メール koutsuutaisaku@pref.kumamoto.lg.jp
| |
|