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第350号

2008年
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県庁ってなんばしよっと課な?

 熊本県庁各課のタイムリーなイベントなどを隔週でご紹介するコーナーです。
 

「細川コレクション 永青文庫展示室」がオープンします!


 
 今回は、熊本県立美術館にお話を伺いました。

:4月25日(金)オープンの「細川コレクション 永青(えいせい)文庫展示室」について教えてください。
 
「細川コレクション 永青文庫展示室」オープンチラシ
 来月25日、「細川コレクション 永青文庫展示室」が、県立美術館本館(熊本市)に開館します。
 「永青文庫」とは、江戸時代に肥後熊本を治めていた細川家に伝わる美術工芸品や歴史資料などを保存・研究するため、昭和25年、細川家第16代当主の護立(もりたつ)氏によって設立された東京都文京区目白台にある登録博物館です。
 この永青文庫には、細川家に古くから伝来した絵画や書蹟(しょせき)、武器武具のほか、膨大な数の古文書類、また、コレクターとしても知られる護立氏が収集した横山大観(よこやまたいかん)、菱田春草(ひしだしゅんそう)といった近代日本画の名品など、国宝8点、重要文化財31点を含め、数万点の所蔵品があります。
 「細川コレクション 永青文庫展示室」の開館によって、その永青文庫の所蔵品を熊本で鑑賞できるようになります。およそ2カ月ごとに展示品を入れ替えながら、常時、永青文庫の所蔵品が20〜30点程度ご覧いただける予定です。
 また、オープンに合わせ、4月25日から7月6日(日)まで、永青文庫展示室だけでなく、本館2階の展示場も使い、開館記念展「細川歴代の文と武と美」(第1部)を開催します。国宝の「時雨螺鈿鞍(しぐれらでんくら)」、重要文化財の「黒き猫」(菱田春草作)をはじめとする、およそ200点を展示します。

●開館記念展「細川歴代の文と武と美」(第1部)
 
期間 4月25日(金)〜7月6日(日)
場所 熊本県立美術館(熊本市二の丸2番)
観覧料 一般500円、大学生300円、高校生以下は無料
開館時間 9:30〜17:15(入館は16:45まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝祭日の場合は火曜日が休館)

【主な展示品】
“国宝”
 「時雨螺鈿鞍
   (しぐれらでんくら)」
  鎌倉時代の螺鈿鞍の傑作。
 展示期間:
  4月25日(金)
    〜6月1日(日)
重要文化財
重要文化財
重要文化財
「黒き猫」
「細川澄元
(すみもと)像」
「鵜図(うず)」
菱田春草筆
狩野元信筆
宮本武蔵筆
【展示期間】
4月25日〜
5月18日
【展示期間】
4月25日〜
6月1日
【展示期間】
6月3日〜
7月6日

:永青文庫の名前の由来は?
   永青文庫の「永」は、細川家の始祖 細川頼有(よりあり)以降、8代をまつる京都建仁寺の塔頭(大寺院に所属する小寺院)「永源庵」から、「青」は大名としての地位を確立し、近世細川家の初代 細川藤孝(ふじたか)〔幽齋(ゆうさい)〕が居城とした京都西岡の勝龍寺城(青龍寺城)からとって、設立者の護立氏が「永青文庫」と名付けたものです。

:県立美術館に永青文庫展示室を設けられることになったきっかけは?
   県立美術館では、昭和51年の開館当初から、永青文庫の多様な作品を紹介する特別展や企画展をシリーズ化して開催してきました。専門家や美術愛好家の間では、東京にある永青文庫の名品を熊本で見ることができる貴重な機会だと注目されてきました。ただその一方で、優れた美術的価値を有するとともに、熊本との深いゆかりのある文庫の所蔵品を、常時熊本で鑑賞できるようにしてほしいとの期待も大きかったのです。その長年の期待が実を結び、当館に永青文庫展示室を開設する運びとなったのです。

:オープンに向けたメッセージと今後の抱負をお願いします。
   「百聞は一見にしかず」で、まずは開館記念展にお越しいただき、永青文庫が誇る名品の数々をご覧ください。
 所蔵品の数々は、単なる「国宝」や「高額な美術品」ではなく、先人たちの美意識や技術の結晶であり、何百年もの時を越えて現代に存在する歴史の生き証人でもあります。教科書には載っていない熊本の歴史や文化を学ぶことのできる、超一級の学習素材も豊富にあり、教育現場や生涯学習の場での積極的な活用がなされることを期待しています。
 熊本城本丸御殿と並ぶ新名所となるだけでなく、県内の多くの方々が、子どもから大人まで楽しく歴史と文化を学習できる場として親しまれる展示室となるよう、企画やイベントなども工夫していきたいと考えています。

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お問い合わせ先

熊本県立美術館本館

熊本市二の丸2番
TEL 096―352―2111
FAX 096―326―1512
ホームページ http://www.museum.pref.kumamoto.jp/