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第284号(2006/12/7) 次号
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県庁ってなんばしよっと課な?

 熊本県庁各課の業務内容などについて紹介するコーナーです。
現在取り組んでいる事業や課題などについて担当課長にインタビューしたものを、隔週でご紹介します。
 
未来に続く県土づくり
〜『新幹線くまもと創りプロジェクト』始動!〜

 
●今回は、地域政策課の梅本茂課長にお話を伺いました。

平成23年春に予定されている九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に向けて、「新幹線くまもと創りプロジェクト」が各地で動き始めていますね。

天草謹製ロゴマーク(商標登録出願中)

天草謹製ロゴマーク
(商標登録出願中)

 はい、例えば、天草ではオリジナルブランド「天草謹製(きんせい)」が創設されました。地元の素材を生かした特産品・土産品の中から、売り込める競争力のある商品を認定し、売り出すものです。認定商品には、「天草謹製」のロゴマークが付けられます。11月に「第一回天草謹製公開審査会」が行われ、「天草大王鍋」や「うにからすみ」など6つの認定商品が誕生しました。今後は、商品だけでなく、風景や人にも対象を広げ、天草の知名度の向上と地域の活性化を図ります。
もち米の学校/収穫体験 (氷川町)

もち米の学校/収穫体験
(氷川町)

 また、熊本に来てもらう取り組みとして、30以上もの多彩なツーリズム活動が各地で始まっています。その中で、リピーターになって何度でも来てもらえる、長く滞在してもらえるためには、「快適さ」「楽しさ」などの質を高めるとともに、ビジネスの視点も必要になります。そこで、今月20日に「熊本ツーリズムコンソーシアム」を発足させ、ツーリズムのレベルアップ策とビジネスモデルの創出を検討していくこととしています。そして、県外の団塊の世代を主なターゲットとして、ショートステイ、ロングステイ、定住体験とそれぞれの段階のプログラムを充実させ、最終的には熊本の定住に結びつけたいと考えています。



新幹線の新大阪までの直通運転も実現しそうですね。

「KANSAI戦略」の取組みイメージ

「KANSAI戦略」の取組みイメージ
※画像をクリックすると
新しいウィンドウで拡大表示します。

 新幹線の全線開業により、大阪と熊本は3時間程度で結ばれることになり、日帰り圏内の人口は現在の約1.5倍に増加します。さらに、新大阪への直通運転が実現した場合、その利便性は一層高まると期待しています。こうしたことを踏まえ、交流の振興、産業の振興、定住の促進につなげるため、11月に産・学・官連携で関西、中国地方をターゲットにした「KANSAI戦略会議」を発足させました。
 戦略会議では、まず、大阪、岡山、広島で、「熊本に何を期待するのか」「熊本のブランドイメージはどのようなものか」などの調査を行います。また、戦略会議のメンバーと関西の経済界や流通関係者などと意見交換会を開き、熊本のイメージブランドの確立や情報発信の在り方などについて、具体的なヒントやアイディアを得たいと考えています。
 11月には大阪で「熊本県の観光と物産展」を行いました。今後、引き続き広島や福岡でも物産展などを開催します。さらに民間レベルでも商談会の実施など、こうした取り組みの輪が広がることを期待しています。
 そして、県内各地のさまざまな「新幹線くまもと創り」の取り組みを、「KANSAI戦略」によって広くアピールしていきたいと考えています。




お客さまを迎える熊本の陸の玄関、熊本駅周辺の再開発に関しても動きが出てきているようですね。

熊本駅周辺整備に関するトップ会議(10月2日熊本市で開催)

熊本駅周辺整備に関するトップ会議
(10月2日熊本市で開催)

 はい。知事、熊本市長、JR九州社長、経済界の代表者、学識経験者で、「熊本駅周辺整備に関するトップ会議」を10月に開催しました。
 熊本駅周辺整備は、九州新幹線鹿児島ルートが全線開業する平成23年春と、在来線の高架化を含め駅周辺の基盤整備全体が完成する平成30年ごろの2段階で進められるので、情勢の移り変わりを踏まえた取り組みができます。トップ会談では、平成30年ごろの全体完成時に向け、どのような都市機能を配置していくのか、乗り換えの利便性はどうか、熊本らしい駅舎のデザインをどうするのか、この3つのテーマを中心に議論を行います。今後県民の皆さんに夢のある将来イメージを提示できるのではないかと期待しています。


熊本駅はじめ新幹線駅からの交通アクセスの取り組みはどうですか。
 
 例えば、熊本駅から天草・牛深方面では、JR、熊本港シャトルバスおよびマリンビューと連結する牛深快速バス「うしお号」が12月から運行を初めました。こうした新幹線駅から方面別の交通アクセスを考える「『新幹線くまもと創り』横軸交通アクセス強化推進協議会」が10月に開催されました。阿蘇方面などへの交通アクセスについても、交通事業者間のダイヤの調整や交通結節拠点でのタクシー、レンタカーの充実などが検討されています。また、各地域でも、生活路線バスを観光客用に活用する研究プロジェクトが立ち上がるなど、幹線交通と地域の魅力を結び付ける動きが出てきています。
 このように、九州新幹線の開業効果を県内全体に波及させるために、地域の方々や民間団体、事業者と連携を取りながら、具体的な取り組みを進めています。今後は、「新幹線くまもと創り」への参加の輪を、県民の皆さん一人一人に広げていきたいと思います。地域で守り育ててきた誇れる観光資源や産業、県外の方を受け入れる温かいおもてなしの心を、たくさんの方にアピールできるチャンスととらえていただくよう呼びかけていきたいと思います。





 九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に向けて、県民と行政が一緒になり、熊本の魅力づくりや、それを発信する具体的な取り組みが始まっているのですね。今日はありがとうございました。

「新幹線くまもと創りプロジェクト」はこちら
http://www.pref.kumamoto.jp/traffic/sinkansen_kumamoto/index.html

お問い合わせ先:
 熊本県地域振興部地域政策課
TEL 096−333−2134
FAX 096−381−9001
電子メール 
chiikiseisaku@pref.kumamoto.lg.jp




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