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熊本県庁各課の業務内容などについて紹介するコーナーです。
現在取り組んでいる事業や課題などについて担当課長にインタビューしたものを、隔週でご紹介します。 |
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訓練生の早期就職をお手伝いします。
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●今回は、熊本高等技術訓練校の佐伯康範(さえき やすのり)校長にお話を伺いました。
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「技能五輪全国大会」では2人の受賞者を出されたそうですね。
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「配管職種」の競技
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銅賞を受賞した、丸山史郎さん
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はい。プロも参加する「技能五輪全国大会」では、電気配管システム科2年の丸山史郎さんが銅賞、松村裕一さんが敢闘賞に輝きました。香川県で行われた今年の大会には、熊本県から約100人の選手団が参加し、本訓練校からも5人の訓練生が参加しました。訓練の成果を生かして賞をもらえたことは本当に喜ばしいことでした。
この大会は、和裁や菓子製造からウェブデザインに至るまで、さまざまな業種で必要とされる技能を競うものです。与えられた課題を、決められた時間内で作り上げるためには、確かな基礎知識と応用力や判断力が必要です。
ほぼ100%の就職率を誇っているそうですね。
本校では、企業で即戦力となる有能な技術者を養成しています。いろいろな訓練科目がありますが、ものづくりの基礎から応用までの指導を行い、企業ニーズを重視した実技訓練にウエイトをおいて取り組んでいます。近年よく行われているインターンシップ(職場訓練)制度も、本校では20年ほど前から取り組み、成果を収めているところです。
そのほか、求職者の方や体に障害のある方を対象とした訓練など、さまざまな職業訓練に取り組んでいます。具体的には、大きく分けて以下の5つの科目があります。
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「自動車車体整備科」の実習
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「自動車車体整備科」は、自動車整備のほか、板金・塗装の技術も習得でき、2級自動車整備士や自動車車体整備士の資格を取得できるなど、自動車整備の総合的なスペシャリストを養成しています。全国の多くの訓練校は1年から2年の課程ですが、本校は高校卒業3年課程です。
「電気配管システム科」は、住宅、マンション、工場などの電気工事や、ガス、水道などの施工技術を習得し、併せて関連の資格も取得できます。
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最終的には、訓練校内に 1軒の家を建てます |
また、「総合建築科」は、木造建築を中心に、木材の加工から墨付け、組み立てなどの訓練を行い、最終的には1軒の家を建てられるまでの木造建築技術者を育てています。いずれも就職率は100パーセントで、熊本の中堅の企業に就職しています。
第一種電気工事士の資格が取れる「電気・ITエキスパート養成科」では、ドイツで実施されていたデュアルシステム(※)を「日本版デュアルシステム」として導入し、本校での5カ月間の座学の後、訓練委託先で実技訓練を行っています。訓練先との相性が合えば、そのまま就職するケースも少なくありません。
また、知的障害がある方の就業支援を行う「販売実務科」があります。1年間の課程のうち2週間ずつ5回の現場実習に行きます。スーパーや清掃業、惣菜製造業などに就職し、この課程も17年度は100パーセントの就職率でした。
※ デュアルシステム・・「働きながら学ぶ、学びながら働く」ことにより、若者を一人前の職業人に育てる新しい職業訓練システム。
訓練校外での訓練科目には、ほかにどのようなものがありますか。
はい。離職者や転職者向けに、「パソコン操作技能習得」や「介護福祉技能習得」など32のコースを県内の教育機関や企業などに委託して実施しています。そのうち5コースは、母子家庭の母親の職業的自立を支援するため優先して入校できるよう配慮しています。また、35歳以下の若年者の早期就職をサポートするために、「医療事務」や「IT事務」を習得するコースなど、さまざまな科目があります。
また、体に障害がある方もできるだけ自宅の近くで履修できるようにする、パソコンの実務訓練や、同じく体に障害がある方を対象に、ソフトウェア開発に関する高度な技術が習得できる「身体障害者ソフトウェア開発訓練」として、システム設計とデータベース設計の2コースがあります。ほかにも、農業関係に就労を希望する方を対象にした農業科などの訓練コースは県内各地に20コースほどあります。
また、熊本市内と天草には、現在就労されている方向けに、技術的スキルアップや管理能力を養うための講座もあります。多くの中堅管理職の方やIT分野で働いている方が履修しています。
高等学校への編入制度があると聞きましたが。
はい。教育委員会との連携で行っている技能連携制度というものです。「総合建築科」で2年間の課程を修了すると、県立湧心館高等学校(定時制)の科学技術コースの3年生に進級できます。ここでさらに2年間履修すると高等学校卒業資格を取得できます。
訓練校外で新しい取り組みを始められたそうですね。
はい。安定した就労を目指している若い方を対象に、就職に必要な職業人意識やビジネスマナーなどの基礎能力を習得するための「YES−プログラム認定講座」という講習会を行っています。修了された方には「受講修了証」が発行されます。1月24日(水)から今年度最後の講座がありますので、参加してみてはいかがでしょうか。
また、体に重度の障害がある方のために「e−ラーニング訓練」があります。インターネットを活用して在宅での訓練で、ビジネスができるようになるための講座です。自由に出掛けられない方も、パソコンさえあれば在宅で仕事ができる環境がつくれないかという視点から生まれました。
このように、訓練校内だけでなく施設外でも、さまざまな人が少しでも早く就職できるようサポートしています。詳しい内容は、職業安定所や公民館などに置いてあるパンフレット、本校のホームページで紹介しています。携帯電話で読み込んでホームページにつながる「QRコード」も作成しました。職業訓練に関して情報が必要な方はアンテナをはって有効に利用してほしいと思います。
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熊本高等技術訓練校のQRコード
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仕事に必要な技能を身に付ける人、仕事を探している人の立場になって、訓練の内容や場所を提供されていることがたいへんよく分かりました。今日はありがとうございました。
お問い合わせ先:
熊本県立熊本高等技術訓練校
TEL 096−378−0121
FAX 096−378−0122
電子メール kumamotokoukun@pref.kumamoto.lg.jp
ホームページ
http://www.pref.kumamoto.jp/construction/section/ kunren_school/h.p/index.html
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