園芸生産流通課では、どのような業務を行っているのですか?
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私どもの園芸生産流通課では、園芸作物、いわゆる野菜、果樹、花の生産振興対策支援と流通対策を主に担当しています。ほかに、価格安定対策なども含まれています。
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熊本県の園芸作物には、どんな作物があるのですか?
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野菜についていえば、日本一の生産量を誇るトマト、スイカ、全国で2位、3位のメロンやイチゴなどがあります。スイカ、メロン、イチゴは販売されるときは果物ですが、生産では野菜として取り扱われているんですよ。また、果樹では、日本一のデコポンをはじめとして、温州(うんしゅう)ミカン、クリ、ナシなど、花では、カスミソウ、菊、トルコギキョウなど、県内各地でさまざまな作物が気候など立地条件を生かして生産されています。
ご存じのように、今、社会は、景気の低迷が問題となっています。消費不振の中で、果物の売り上げは落ちていますし、野菜は値段を抑えることで販売されている状況です。当然生産者の収入も落ちるということにつながり、産地存続にもかかわってきます。その上、中国、韓国などからの輸入が急増しており、国内の生産物の需要が減っているという問題もあるわけです。
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これらについて、どのような取り組みをされているのですか?
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まずは、園芸産地としての力をつけることに取り組んでいます。消費者が、『これは!』と感じてくれる品質の良いもの、特徴のあるものを出していけるよう、熊本ならではの優良品種の産地化を支援しています。例えば、10月に出荷され、甘くておいしいと評価の高い熊本オリジナルミカンの「豊福早生(とよふくわせ)」、「肥のあけぼの」や、これはオリジナルではないのですが、従来の品種にない食感を持つ柿の「大秋(たいしゅう)」などです。さらに、ミカンでは9月に出荷できる「肥のあかり」の産地化を進めることにしています。また、野菜では、排水対策などの基礎的な条件整備、作型を見直して出荷時期をずらし、品質安定や経費削減につなげる取り組み、高品質化や省力化のための施設機械の導入などを進めています。景気の低迷や輸入の増加といった厳しい状況を踏まえ、海外の商品に対抗できるような、また消費者に信頼される産地づくりをやっていくことが大きな課題となっています。
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■県オリジナルミカンのトップバッターとして
期待される「肥のあかり」 |
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消費者に信頼される産地とは、どういうことでしょうか?
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BSE(牛海綿状脳症)、産地偽装問題に加え、無登録農薬使用の問題が起こり、消費者の食の安全に対する関心が高まっています。そんな中、例えば農薬を正しく使うということはもちろん、どんな農薬をいつ、どれだけ使ったかなどを記録する生産履歴の記帳などの啓発を行っています。農薬はきちんと使えば有用な役割をしてくれますので、安全使用の徹底とそれを証明する生産履歴の記帳、さらにこれらの生産情報の消費者への提供など、園芸作物の安全確保対策に、産地全体で取り組んでいきたいと思っています。
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熊本の生産物は、安心して食べることができるということが分かりましたが、消費者の方へ一言お願いします。
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熊本は農業県で、果物や野菜は品目によっては、県内消費量の10倍・20倍もの生産が行われています。熊本のおいしい果物や野菜をより多くの人に食べてもらえるよう、東京、大阪などの大消費地への出荷と消費者への認知を促進したいと思います。その方法として、熊本県産品の販売情報拠点を東京と大阪のスーパーに置き、生産者が売り場に立って対面販売をするなどの販売促進活動を行っています。
また、アンケートによる熊本県産品の評価や消費の情報を産地に流すなど、生産に生かす活動も行っています。このような取り組みと併せて、県内の消費拡大も重要だと思っています。
それに、果物や野菜は、健康になくてはならない大きな役割を果たしています。厚生労働省の『健康日本21』でも、「果物は一日200グラム、野菜は一日350グラム」の摂取を勧めています。実は私も、朝は果物と野菜、昼も野菜を食べているのですが、体調も良い上に、半年で10キロ近くも減量できたんですよ(笑)。皆さんもぜひ、熊本の野菜や果物をたくさん食べて、健康になってください。
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■果物や野菜消費促進を勧めるパンフレット
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本日は、ありがとうございました。
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