週刊メールマガジン気になる!くまもと 第208号 トップページへ戻る  バックナンバー目次
   
県庁って、なんばしよっと課な?
熊本県庁各課の業務内容などについて紹介するコーナーです。
現在取り組んでいる事業や課題などについて担当課長にインタビューしたものを、隔週でご紹介します。
「誰もがボランティア活動を行い、誰もが必要とするサポートを受けられる地域社会を目指して。」
●今回は、福祉のまちづくり課の田嶋徹課長にお話を伺いました。

 福祉のまちづくり課は、どういうお仕事をしているのですか?

 誰もがその人らしく安心して暮らせるようなまちづくり活動を地域住民やボランティア、NPO(民間非営利団体)、社会福祉法人や企業などと協力しながら支援しています。特に、平成16年3月には「ともに創る『地域共生』くまもと」を目標にした「熊本県地域福祉支援計画〜地域ささえ愛プラン〜」を策定し、地域福祉を支える人づくりや地域福祉活動を支える体制づくりなどに力を入れています。
 また、県ボランティアセンターと連携しながらボランティアの育成や活動の活性化にも取り組んでいます。
 今年度は、10月29日(土)、30日(日)に開催される「第14回全国ボランティアフェスティバル火の国くまもと」や、11月に県営健軍団地1階に先駆的な地域福祉サービスのモデルとしてオープンする「健軍くらしささえ愛工房」などに主に取り組みます。「健軍くらしささえ愛工房」では、お年寄りや障害のある方など地域のさまざまな方を対象とした通所・訪問サービスや障害のある方が働く喫茶・軽食サービス、子育て支援やボランティア育成、地域交流などを行う予定です。


 現在のボランティアの状況と全国ボランティアフェスティバルを本県で開催する意義を教えてください。

 少子高齢化の急激な進展や人々のニーズが多様化する中で、ボランティア活動は、災害救助や福祉分野に限らず環境、教育、国際交流、地域づくりなどさまざまな分野で広がりを見せています。また、ボランティアやNPOのきめ細かな活動とその力を行政とパートナーシップを組むことによりさらに高め、住民のニーズに的確に対応していくことが重要となっています。
 一方で、県民の皆さんの社会に参加したいという気持ちも高まっています。平成16年10月1日現在、熊本県内のボランティアセンターに登録されている方は105,311人ですが、実際はもっと多くの方々が自発的にボランティア活動に取り組んでいると思います。
 実は、熊本県は、歴史的にもボランティア活動が盛んな地域なんですよ。例えば、西南の役での負傷者などの救護活動から日本赤十字社が誕生したこと、ハンセン病においてリデル、ライト両女史が献身的に活動されたこと、全国に先駆けてボランティア月間が設定されたこと、スポーツを通して知的障害のある方の自立と社会参加を目指すボランティア団体であるスペシャルオリンピックスともゆかりが深いことなどが挙げられます。このような歴史を持つ本県で「第14回全国ボランティアフェスティバル火の国くまもと」が開催される意義は大変大きいと考えています。


 「第14回全国ボランティアフェスティバル火の国くまもと」について教えてください。

熊本県でのボランティア活動
熊本県でのボランティア活動
 「全国ボランティアフェスティバル」は、ボランティア活動への理解と参加をアピールし、ボランティア活動が全国各地で一層盛んになることを目指して毎年開催されているものです。
 今年は10月29日(土)、30日(日)に、グランメッセ熊本(上益城郡益城町)と熊本市民会館(熊本市)を主会場に、県央(熊本市)、県北(山鹿市)、阿蘇(阿蘇市)、県南(水俣市)、人吉・球磨(人吉市)、天草(本渡市)の県内6ブロックで開催されます。
 今大会では、県が進めている「ユニバーサルデザイン」に基づいた、さまざまな交流を考えています。「おもてなしの心」を大切に、多くのボランティアの協力で、障害のある方、お年寄りなどすべての方々が安心して参加でき、楽しんでいただけるものにしたいと思っています。


 具体的にはどんなイベントが予定されているのですか?

 10月29日(土)にグランメッセ熊本で行う「テーマトーク」では、スペシャルオリンピックス日本・熊本の中村勝子(なかむらかつこ)さんをはじめ、スマトラ沖地震の被災地で医療活動に従事された熊本赤十字病院の宮田昭(みやたあきら)さん、阪神・淡路大震災での被災経験をもとにボランティア団体「SPOT」を立ち上げた関西の学生の永瀬芳明(ながせよしあき)さんなどをパネリストとして、活動の実践経験を中心にお話いただきます。
 また、10月30日(日)に熊本市民会館で行う「ボランティアトーク」では、熊本県出身でボランティア活動にも熱心に取り組まれている歌手の八代亜紀(やしろあき)さんと画家の葉祥明(ようしょうめい)さんをお招きし、潮谷知事のコーディネートにより自らが行っているボランティア活動についてお話ししていただきます。
 そのほかにも、さまざまな催しが予定されています。日ごろからボランティア活動をされている方はもちろん、ボランティアに興味のある方であれば、どなたでも参加できます。8月10日(水)まで参加者を募集していますので、ぜひ、お申し込みください(一部有料となります)。また、大会運営ボランティアも募集しています。

お問い合わせ・お申し込み先
〒860-0842熊本市南千段畑町3-7(熊本県総合福祉センター内)
第14回全国ボランティアフェスティバル火の国くまもと実行委員会事務局
TEL:096−324−5456
FAX:096−324−5427
「第14回全国ボランティアフェスティバル火の国くまもと」のホームページ
http://www.vf-kumamoto.jp/


 

 大会には多くの方が関心を寄せているようですね。

「ボランティアフェスティバル」の大会広報用ポスター
「ボランティアフェスティバル」の大会広報用ポスター

 大会キャッチフレーズには、全国から614点もの応募があり、あらためて関心の高さがうかがわれました。これらの中から各ブロックごとのキャッチフレーズが決定されました。
 ちょうど、大会広報用のポスターも出来上がり、これからどんどん盛り上げていこうと思っています。ポスターの原画は、菊池郡菊陽町在住の「巨人の星」で有名な漫画家、川崎のぼるさんに制作、提供していただきました。大会のテーマ「燃えよボランティア 火の国の集い 熱(あつ)か心わがまちに」をイメージして、漫画「巨人の星」に登場する主人公の星飛雄馬(ほしひゅうま)や熊本出身の左門豊作(さもんほうさく)が燃え上がる炎を背景に描かれています。このポスターのフレーズにもある「ボランティアの星」たちが全国からたくさん本県に来ていただけるものと期待しています。
 このフェスティバルをきっかけに、多くの県民の皆さんにボランティアやNPO活動に対する理解を深めていただき、関心を高めていただくことで、新たなボランティアの輪が広がっていくことを期待しています。


 「ボランティア・市民活動メッセージコンクール」も行うそうですね。

 これは、全国ボランティアフェスティバルの取り組みの一つとして行っているものです。ボランティア・市民活動を行っている人が、自分の活動を通して感じたことや学んだことの中から、伝えたい思いをメッセージにしてまとめ、活動報告や資料とともに応募していただきます。応募方法などについては下記までお問い合わせください。また、下記のホームページから応募票をダウンロードすることもできます。応募締切は7月31日(日)消印有効です。たくさんのご応募をお待ちしています。

お問い合わせ先
全国社会福祉協議会・全国ボランティア活動振興センター「ボランティア・市民活動メッセージコンクール」係
TEL:03−3581−4656
FAX:03−3581−7858
「ボランティア・市民活動メッセージコンクール」のホームページ
http://www3.shakyo.or.jp/cdvc/volunteer/festival/messe/index.html

 

 わたしもぜひ、ボランティアフェスティバルに参加したいと思いました。今日はどうもありがとうございました。

(問)熊本県福祉のまちづくり課
TEL096―383―1111(内線7023)
FAX096―387―5992
URL
http://www.pref.kumamoto.jp/construction/section/indx.asp?sec_code=144&sec_seq=12
電子メール fukushimati@pref.kumamoto.lg.jp