週刊メールマガジン気になる!くまもと 第230号 トップページへ戻る  バックナンバー目次
   
県庁って、なんばしよっと課な?
熊本県庁各課の業務内容などについて紹介するコーナーです。
現在取り組んでいる事業や課題などについて担当課長にインタビューしたものを、隔週でご紹介します。
一人一人の人権が尊重されるくまもとを目指して

●今回は人権センターの園田素士センター長にお話を伺いました。

 人権センターは、どういうお仕事をしているのですか。

人権啓発のポスター
人権啓発のポスター

 一言でいえば、さまざまな人権問題の解決に向けて、県民の皆さんの人権意識を高めるための活動を行っています。
 具体的には、人権についての講演会の開催、冊子やマスメディアを使った啓発活動、地域や職場での人権教育・啓発の指導者を育成するための研修会の実施、人権に関する相談、情報誌やホームページによる情報提供、研修教材の開発など幅広く取り組んでいます。



 県庁行政棟新館2階のセンター内には無料の研修スペースがあるなど、とても開放的な雰囲気ですね。

人権センター
人権センター
 ありがとうございます。平成14年10月のオープンから約3年たちましたが、これまでに来所者は15,000人を超えました。センター内には、40人程度の団体までご利用いただける研修スペースを設けているほか、約700冊の図書や約200本のビデオの貸し出しを行っています。いずれも無料です。市町村や各種団体の研修でのご利用や、学校の先生が生徒さんを連れてこられることも多いんですが、どなたでもご利用になれます。お一人でも、お友達同士でも、気軽にお越しいただきたいですね。
 また、センターでは、人権に関する相談にも、無料で応じています。電話や電子メールでの相談のほか、プライバシーに配慮した相談室での面接による相談も行っています。秘密は厳守しますので、独りで抱え込まずにご相談いただけたらと思います。


 「人権」と聞くと難しいイメージがありますよね。

 「人権」とは、すべての人が生まれながらに持っている権利で、人が自分の生活を理由なく侵害されず、人間らしく生きていくための権利です。ですが、実際には同和問題をはじめ、女性、子ども、高齢者、障害のある方、外国人などへの偏見や差別といったさまざまな「人権問題」が数多く存在しています。
 人権問題は、自分にとって関係ないことだと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、誰にとっても身近な問題なのです。「自分が大切だから、同じように他人も大切にする」「相手の立場に立って物事を考える」といったことを日常的に意識することが、人権問題を解決するための第一歩ではないかと思っています。


 人権や人権問題についてできるだけ多くの人に考えていただくきっかけとなるよう、情報誌なども発行されているそうですね。

 はい。「コッコロ通信」という情報誌を年3回発行しています。内容は、県内で人権問題に関する活動をされている方へのインタビュー記事や、人権問題の易しい解説、人権に関する情報の紹介などです。デザインなどにも工夫を凝らし、なるべく読みやすい誌面作りを心掛けています。ほかにも、人権啓発のためのさまざまな資料を作成しています。これらの資料は、県や市町村の機関などで無料配布しているほか、人権センターでもお配りしていますので、ご希望の方は気軽にお問い合わせください。また、「熊本県人権センターホームページ」でも、その一部をご覧になれます。


 もうすぐ「人権週間」ですね。この人権週間に合わせてイベントをされると聞きましたが。

昨年の講演会の様子
昨年の講演会の様子

 

昨年の街頭イベントの様子
昨年の街頭イベントの様子

 12月10日は「人権デー」です。これは、1948年12月10日に「世界人権宣言」が国連総会で採択されたのを記念して定められたものです。日本では、12月4日から10日までの1週間を「人権週間」と定め、全国でさまざまな人権啓発活動が行われていて、県でもさまざまな取り組みを予定しています。 
 一番大きなものとして、12月4日(日)に「人権フェスティバル」を開催します。既に募集は締め切りましたが、京都大学名誉教授の森毅(もりつよし)さんによる講演会のほか、当日参加できる催しとして、熊本市にある上通りのびぷれす広場で街頭イベントを行います。内容は、ブラスバンドやゴスペル(※)のコンサート、人権クイズラリー、人権作品・パネル展などです。入場は無料で、プレゼントなどもご用意しています。一人でも多くの皆さんの参加をお待ちしています。
 また、現在、県民の皆さんから応募いただいた791作品の人権についてのメッセージの中から選んだ12のメッセージに、県内在住アーティストのコーダ・ヨーコさんのイラストを添えたポスターなどの展示を県内各地で行っています。人権フェスティバルでも、このポスターの展示と、来場者の方からのメッセージを募集する「人権メッセージ展」を行います。
 人権週間のこれらの取り組みが、県民の皆さんが人権や人権問題を身近なこととして考えるきっかけとなればと思っています。

※ゴスペルとは、アメリカのキリスト教伝道用賛美歌のこと。


 人権メッセージのポスターは、優しい雰囲気のイラストと、心が温かくなるメッセージですね。言葉によるこのようなメッセージに触れたり、さまざまな資料などを読んだりしているうちに、人権や人権問題がとても身近なことなのだということがよく分かりました。わたしもぜひ「人権フェスティバル」に参加してみたいと思います。今日はありがとうございました。


「熊本県人権センターホームページ」はこちら
http://www.pref.kumamoto.jp/construction/section/human_rights/index.html

「人権フェスティバル」についてはこちら
http://www.pref.kumamoto.jp/asp/mag_news.asp?i_news_no=7816


(問)人権センター
TEL096−333−2299
   096−384−5822(相談専用)
FAX096−383−1206
URL
http://www.pref.kumamoto.jp/construction/section/indx.asp?sec_code=162&sec_seq=10
電子メール jinkencenter@pref.kumamoto.lg.jp