住宅課のお仕事というと、やはり「住まい」に関することですよね。
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そうですね。以前はできるだけ多くの人に住まいを提供することが主な役割でした。現在はそれだけでなく、住宅の質を向上させることも大きな仕事になっています。
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一口に「質」といってもいろいろだと思うのですが。
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家族の状況はそれぞれです。その状況に合わせて「誰もが住みやすく」というのが基本ですね。
高齢社会の到来で、身体能力が少し衰えても住みなれた自宅で不便を感じないで気持ちよく暮らしたいというニーズは高くなっており、介護しやすい、介護を受けやすい住宅などの整備を進めていく必要があります。
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誰でも住みやすい住宅というのはいいですね。
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県では今、ユニバーサルデザイン(UD=すべての人のためのデザイン)を基本理念に「誰もが暮らしやすく豊かなくまもとづくり」を進めています。住宅も同じですね。ただ、これは体験しないとわからないものです。そのために現在はユニバーサルデザインを取り入れた住宅の整備を進めています。
その一つとして、県営古庭坊(こばぼう)団地でUD住宅のモデル事業を行っているのですが、例えば入り口のドアを引き戸にしたり、風呂場にも車いすが入れるようにしたり、高齢者や車いすの方でも使えるように洗面台の高さを調節できるようにしています。
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| ■入居者からの聞き取り(現場事務所にて) |
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ほかにも一部の住居では入居者からの聞き取りを繰り返しながら工事を進めており、「対話によるデザイン」「追い求めるデザイン」で住まいづくりを進めています。
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公営住宅だけでなく、民間の住宅には何か?
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高齢者向け優良賃貸住宅への補助を行っています。これは、高齢者の方が安心して生活できるよう質の高い賃貸住宅を提供していただく事業者に対して、建築費用および家賃の一部を補助するものです。平成11年から始まった制度ですが、今のところ129戸が完成しており、これは全国的に見ても進んでいる状況です。
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すごいですね。ほかに民間の住宅施策はありますか?
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県民の方や設計者・施工業者の方にユニバーサルデザインをもっと理解していただくために、県と連携して住宅供給公社が、「住宅におけるユニバーサルデザイン企画指針」を策定しているところです。
この指針に基づいて、菊池郡菊陽町で住宅供給公社が分譲している住宅団地「光の森」に、平成15年度にユニバーサルデザインモデル住宅の展示を予定しています。
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「光の森」とは、いいネーミングですね。
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「緑あふれる街に太陽のやさしい光がこぼれている感じ」をイメージした言葉で、一般公募で選ばれたんですよ。
現在、約97ヘクタールの土地に約1700区画の宅地が予定されています。団地の中央を走るシンボルロードにも、ユニバーサルデザインによる道路づくりを進めたりと、住宅だけでなくまちづくりにもユニバーサルデザインの考えを取り入れていきたいと思っています。
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家づくりの参考になるようなイベントなども行われるのですか?
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「光の森」団地分譲のスタートに合わせ、住宅供給公社と県内優良住宅メーカー23社、37棟による「光の森ハウジングフェア」のオープニングイベントが、11月23日(土)、24日(日)に開催されます。
当日は、ユニバーサルデザインに関するパネル展示や住まいに関する相談コーナーを設置します。また、このフェアに参加されるハウスメーカーにも協力をしていただいて、できる範囲でユニバーサルデザインの提案をお願いしていますので、住まいづくりを考えていらっしゃる方にはとても役に立つと思います。ほかにも子どもさんも楽しめるアトラクションもありますので、ぜひ、ご家族皆さんでご来場ください。
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将来を考えた住まいづくり、いいですね。「光の森ハウジングフェア」の住宅も見てみたいと思います。
今日はどうもありがとうございました。
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●光の森位置
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