●今回は、環境政策課環境立県推進室の松岡岩夫室長にお話を伺いました。
環境立県推進室はどんな仕事をしているのですか?
県民・事業者・行政があらゆる活動を行うとき、環境への配慮が当たり前に行われるような「環境立県くまもと」づくりを進めています。
皆さん、環境問題といえば地球温暖化がすぐに浮かぶと思いますが、12月は地球温暖化防止月間です。日常生活や事業活動に伴う二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出が地球温暖化の原因となっているのですが、その対策には一人ひとりの意識の変革と実践が大変重要であり、特に力を入れています。
それは、どういうことですか?
地球温暖化の原因である温室効果ガスの9割を占める二酸化炭素は、全体の約4分の1が家庭から生じているのですが、その二酸化炭素の排出量が年々増加し続けているのです。
地球温暖化防止のために具体的にどんなことをすればよいのか分からない、自分だけ努力しても大した効果はないといった理由から家庭での取り組みが弱いのが現状です。
そのために、具体的にはどういうことをやってるんですか?
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| 「くまもとエコファミリーノート」の表紙 |
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| 「くまもとエコファミリー」登録証 |
一つは環境にも家計にも優しい暮らしを実践する「くまもとエコファミリー」を募集しています。これは家族(もちろん一人でも可)で、「電気をこまめに消す」「見ないときはテレビを消す」など、具体的に実践する目標を決め、エコライフ宣言をした後、それぞれのご家庭で省エネルギー・省資源に取り組んでいただくものです。参考となる具体的な事例については、エコファミリーノートに掲載しています。エコファミリノートは、各地域振興局、市町村役場に配置しています。また、熊本県のホームページからも見ることができます。「くまもとエコファミリー」として登録されると、「登録証」と「特製マイバック」を差し上げます。また、ご家庭での省エネルギー・省資源の取り組みを募集するエコファミリーコンテスト(年2回実施)にも参加できます。なお、11月末現在で、1,410世帯の方々に登録をいただいています。
皆さんには、くまもとエコファミリーに気軽に応募していただき、まず出来ることから一つでも実践していただければと思います。地球温暖化を早める側ではなく、多くのエコファミリーの仲間とともに地球温暖化を防ぐ側に回ってほしいと思います。エコファミリーとして行動されると、まず光熱水費が節約できます。
環境家計簿を付けられると、一層その効果が現れると思います。
例えばどんなことをすれば、光熱費は落ちるんですか?
オーディオ機器やテレビなどの電気製品を使っていないときにプラグを抜くだけでも待機電力が消費されずかなりの効果があります。
冷暖房の設定温度を今までより、冬はちょっと低めに、夏はちょっと高めにする。冷蔵庫にものを詰め過ぎないようにして、冷蔵庫の開閉回数を減らし、開けている時間を短くする。冷蔵庫に温かいものをすぐ入れずに冷まして入れる。ガスコンロの火は鍋の底からはみ出さないように火の加減をする。そのほか多くの知恵がエコファミリーノートに掲載されています。
環境にも家計にも優しい暮らしのために、ほかにはどんな取り組みをしているんですか?
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| 特製マイバック |
「ノーレジ袋マイバック運動」を推進しています。
皆さん、買い物に行かれた時にスーパーなどで渡されるレジ袋1枚に原油が20シーシー使用されていること、またレジ袋1枚に4〜10円の経費が掛かっていること、そのレジ袋が1年間に県内で約4億枚使用されていることはご存じでしょうか。
今、県内各地でこのノーレジ袋マイバック運動の取り組みが広がっています。くまもとエコファミリーに登録された方に特製マイバックをプレゼントしているのも、この運動に参加していただきたいからです。ノーレジ袋マイバック運動は誰にでもすぐにできる地球温暖化防止活動です。一人でも多くの方にこの運動に参加していただきたいと思います。
また、今年度から来年度にかけて県の地球温暖化防止行動計画や環境基本計画の見直しを行います。そのためのワークショップを今月から各地域振興局で行いますので、皆さんぜひ参加してください。
地球温暖化は全地球的な問題です。一人ひとりの一歩がみんなの一歩にもなるんですね。まずは、最初の一歩を踏み出すことが大切だと分かりました。ありがとうございました。
※「くまもとエコファミリー」についてはこちら
http://www.pref.kumamoto.jp/eco/eco_family/index.html
※県の地球温暖化防止行動計画や環境基本計画の見直しのためのワークショップについてはこちら
http://www.pref.kumamoto.jp/asp/mag_news.asp?i_news_no=6444
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