健康福祉政策課長の森枝です。
健康福祉政策課では、福祉や保健・医療の分野を担当する健康福祉部の筆頭課(部を統括する課のこと)として、部全体の政策、予算などのとりまとめや地域保健福祉の充実などさまざまな業務を行っています。
今回は特に、昨年度末に策定しました「高齢者や障害者にやさしいまちづくり推進計画」について紹介したいと思います。
皆さんバリアフリーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?お年寄りや障害のある方が自立した生活を送り、積極的に社会参加しようとする際に、残念ながら、その妨げとなるものが未だたくさん存在しています。
建物や道路の段差などの目に見えるものから、人の心の中の偏見など、障壁(バリアといいます)はさまざまな形で存在しています。そういったバリアを取り除くことをバリアフリーといいますが、熊本県で進めている“高齢者や障害者にやさしいまちづくり”はこのバリアフリーを基本としています。
熊本県では、平成7年から条例や推進計画に基づいてやさしいまちづくりを進めてきましたが、ますます進行する高齢化(熊本県の高齢化は全国平均より7年も進んでいます)や障害のある方の社会参加意識の高まりを背景に、これからもさらにやさしいまちづくりを進めていくために、平成22年度を目標とした推進計画をつくりました。
|
 |
| ■ |
県庁では段差解消や視覚障害者誘導用ブロック設置などの配慮をしています
(行政棟本館1階入口付近) |
|
|
例えば、高齢者や障害者にとって利用しやすい施設を整備しても、その情報が伝わらなければその施設は役に立ちません。また、障害者用の駐車場に健常者が駐車されているため、障害者の方が困っておられる姿を見かけることがあります。
このように、やさしいまちづくりを進めるには、単にハード整備を進めるだけでなく、それと同時に意識づくりや情報提供システムを考えていくなど総合的な取り組みが必要です。
そこで、推進計画では、意識づくり、教育、雇用、情報、スポーツ・レクリエーション・文化、防犯・防災・交通安全、生活環境(建築物・公共交通機関など)の7つの分野について、やさしいまちづくりに関係する県庁内の担当課だけでなく、県庁全体として総合的に取り組んでいくこととしています。
また、この推進計画を広く公表していくことによって、市町村や事業者、一般の県民の方へもこの取り組みが広がっていくことを期待しているところです。
“高齢者や障害者にやさしいまちづくり”について詳しく紹介したホームページも作成していますので、ぜひご覧ください。
http://www.pref.kumamoto.jp/
existence/ kenko/index.html
|