週刊メールマガジン「気になる!くまもと」

第144号

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県庁って、なんばしよっと課な?
熊本県庁各課の業務内容などについて紹介するコーナーです。
現在取り組んでいる事業や課題などについて担当課長にインタビューしたものを、隔週でご紹介します。

県産材を使って豊かな自然と暮らしをつくろう!
今回は、林業振興課木材流通対策室の久保尋歳室長にお話を伺いました。

 県産木材需要拡大を目指して、いろんな取り組みをされているとお聞きしましたが、今なぜ県産木材なのでしょうか?

 熊本県は全国でも有数の林業県です。県産木材を「使う」ことは、熊本の森林を守ることにつながります。木材を有効利用することで、伐採・利用・植栽のサイクルがうまく循環し、森林の持っているさまざまな機能が十分に発揮されるようになるのです。重要なのは、切って、植えて、育てて、そしてちょうどいい量だけを使うこと。木材は、使わなくても、使い過ぎてもダメということです。今、熊本の森林は「使わなくてダメ」な状態になってしまっています。使っていい量の半分しか使ってない。だから、もっと皆さんに熊本の木材を使ってもらおうと呼び掛けているのです。

 

 消費者にとって、どうして木を使うのがいいのですか?木を使うと、どういう良いことがあるのですか?

 健康と環境、それぞれに優しいのが木。森林は、二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。地球温暖化を防止する有効な資源です。それに癒やしの効果がありますよね。今流行の木肌をそのままじかに使うというのは、自然素材をそのまま使うので住む人に優しいという感じがします。先に『くまもとのスギの家づくりプラン』というコンテストを行いましたが、熊本のスギにとてもこだわった家造りをしている方が多いのに驚きました。学校などの教育機関でも、木を使うことによって優しい子供が育ち、先生もリラックスして教えられると、木を使った校舎はとても好評です。

県産材を使ったテラスとウッドデッキ
県産材を使ったテラスとウッドデッキ
 そういう木の良さ、県産木材の良さをもっと多くの方に知っていただくために、具体的にどういう取り組みをされているのですか?

 「身近に木と親しむ」「品質の確かな木材を供給する」「さまざまに木を活かす」という3つの視点から取り組んでいます。
 「身近に木と親しむ」ということでは、例えば、住宅1棟分の県産スギ柱材90本を上限に150戸にプレゼントしたり、県産スギ材を利用した家造りプランを公募したり、『くまもと県民木材ふれあいまつり』で木と親しむ機会の提供を行いました。
 また、市町村が取り組む木造公共施設の整備や小・中学校に県産木材を使った机・イスを導入する際の補助を行っています。
 次に「品質の確かな木材の供給」ですが、これは供給体制の整備のことです。具体的には、熊本県内の木材関連企業や団体が設立した「くまもと県産材共同集出荷センター」で、県産木材の共同集出荷を行っています。また、構造用乾燥材に品質基準を設け、品質を表示することで、安心を提供しています。
 3つ目の「さまざまに木を活かす」では、熊本県の公共施設・公共工事などに極力県産木材を使うようにしたり、『推進設計マニュアル』を作って県の窓口・市町村などに配布するなど、さまざまな用途への木材の利用を進めています。

八竜小学校の教室
■八竜小学校の教室

 木の家ブームで、木の家が好きという人も多いのですが、木材に対しては、いろいろな誤解もあるようですが。

 木材の良さについては建築士の方にもずいぶん知られてきたのではないでしょうか。
木材は燃えるということで建築基準法の基準は厳しいのですが、最近の木造施設でもちょっとした工夫でその基準をクリアしたものがいくつもあります。難しいとあきらめていたものでも工夫次第で可能になる。その中で県産木材を使っていただければと思っています。
 今年もまた、熊本県内に木造住宅を新築される方を対象に、県産のスギ柱材のプレゼントを予定しています。実際に県産木材を使用していただき、その良さをぜひ実感していただければと思います。
 効果が直接目に見えるものではないので難しいのですが、県産木材を使うことは熊本の森林を元気にし、最終的にはわたしたちの住む環境を良くしていくことなんだということをお知らせしていきたいと思っています。

 本日はありがとうございました。
 ◎平成16年度の「くまもと木の住まいづくり推進事業」の募集内容は、
 ○提供する木材 県産スギ柱材(乾燥材)
 ○提供する数量 一戸当たり90本を上限として提供
 ○申し込み条件 熊本県内に個人住宅を新築される方で、構造材(柱、梁(はり)、けたなど)に県産木材を
  50パーセント以上使用することなど

募集期間 募集戸数 抽選日
第1回 平成16年 6月 7日(月)〜 6月18日(金) 35戸 6月26日(土)
第2回 平成16年 8月 2日(月)〜 8月13日(金) 35戸 8月21日(土)
第3回 平成16年10月4日(月)〜10月15日(金) 35戸 10月23日(土)
第4回 平成16年11月29日(月)〜12月10日(金) 25戸(予定) 12月18日(土)

詳しくは、熊本県木材協会連合会へお問い合わせください
 TEL096-382-7919  FAX096-382-7893
 ホームページ http://www.infobears.ne.jp/kmokuren

 また、県では平成15年度に熊本のスギを使った家づくりプランを募集し、たくさんのご応募をいただいた中から優秀作品をまとめた「くまもとのスギの家づくりプランカタログ」を作成しています。家づくりを考えていらっしゃる方の参考になるかと思います。このカタログをご希望の方は下記までお問い合わせください。

 

(問)木材流通対策室
   TEL 096−383−1111(内線5636)
   FAX 096−382−8710
   URL http://www.pref.kumamoto.jp/construction/section/indx.asp?sec_code=61&sec_seq=3
   Eメール ringyoushinkou@pref.kumamoto.lg.jp








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