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県庁って、なんばしよっと課な?
熊本県庁各課の業務内容などについて紹介するコーナーです。
現在取り組んでいる事業や課題などについて担当課長にインタビューしたものを、隔週でご紹介します。
魅力にあふれ、地域に貢献できる大学づくりを目指して!
●今回は私学文書課の市川靖之課長にお話を伺いました。

 私学文書課は、どういうお仕事をしているのですか。 

 課の名前のとおり、まず私立の幼稚園、中学校、高等学校、専修学校・各種学校といった私立の学校の振興に関する業務を行っています。また、県庁内で作成される文書や法規のチェックなどの文書に関する業務のほか、情報公開や個人情報保護などを担当しています。県庁行政棟新館の1階にある「情報プラザ」も当課の所管で、県民の皆さんからの情報公開の請求や行政情報の提供などの窓口となっています。
 これからお話しする熊本県立大学も担当しています。今回は、この熊本県立大学の改革についてお話ししたいと思います。


 熊本県立大学は、この4月から新しく生まれ変わるそうですね。

熊本県立大学
熊本県立大学
 熊本県立大学は、4月1日から新たに公立大学法人化されることになっています。これまでは県の機関の一つでありましたが、県から独立した公立大学法人に移行することで、自主・自律した大学に生まれ変わります。
 少子化による「大学全入時代」の到来や行財政改革による業務見直しなど、大学を取り巻く環境が大きく変わる中で、国立大学については、既に平成16年度から国立大学法人化されています。こうした流れの中、熊本県立大学も、学生にとって魅力があり、また地域に貢献できる大学として生き残っていくために、公立大学法人化の道を選択しました。


 公立大学法人となることで、どのように変わるのですか。

 まず、運営面で大きく変わります。これまでは、県の機関の一つであったため、大学という教育研究機関であっても、予算や人事などについては行政機関としてのルールや手続きに縛られてきました。今後は、新たに県が出資する公立大学法人が大学の設置主体となり、この法人の代表である理事長を中心に、自主的、自律的に大学運営が行われていくことになります。
 また、これまで大学の教員は熊本県職員という地方公務員であったため兼職が禁止されていました。法人化後は公務員ではなくなりますので、企業などでも働くことができるようになり、産学連携の推進や地域への貢献など大学外で研究の成果などを積極的に活用できるようになります。
 さらに、教育面では、学生に魅力があり、選ばれる大学となるよう、改革していきます。具体的には、公立大学法人化に合わせて、「大学院アドミニストレーション研究科」にコース制が導入されます。「公共政策」「企業経営」「情報管理」「看護管理」の4コースで、このうち「情報管理」と「看護管理」の2コースは、新しく加わる分野です。情報管理コースは、平成17年から施行された個人情報保護法や、企業情報などの情報管理について注目されていることもあり、組織の中での情報管理を担う人材育成を目的として設置されます。看護管理コースは、高齢化が進む熊本県で、病院や保健所、自治体などにある医療・福祉の人的資源を活用しながら、県民の皆さんの健康・福祉を充実させる総合的な医療管理や看護管理を担う人材育成を目的として設置されます。
 また、環境共生学部にある食・健康環境学専攻では管理栄養士の国家試験の合格率90%を目標に教育を行うという数値目標を掲げています。こうしたことで、学生や保護者の皆さんに選んでいただける大学としての実績を作っていきたいと考えています。
 このほか、「大学を生涯学習の場として利用したい」「大学の研究資源を活用したい」といった県民の皆さんや企業の相談窓口となる「地域連携センター」も設置します。これは、開かれた大学、地域に貢献する大学を目指した取り組みの一つです。


 
公立大学法人熊本県立大学の理事長予定者と学長予定者が決定したそうですね。

理事長予定者の蓑茂寿太郎さん
理事長予定者の蓑茂寿太郎さん
 先にお話ししたように、法人の代表となるのが理事長ですが、現在、東京農業大学副学長を務める蓑茂寿太郎(みのもとしたろう)さんが理事長予定者に決まりました。蓑茂さんは、球磨郡あさぎり町出身で、東京農業大学地域環境科学部造園科学科教授、学校法人東京農業大学理事・評議員も兼ね、同大学の大学改革推進などを担当されており、改革を進める熊本県立大学の理事長にはうってつけの方だと考えています。

学長予定者の米澤和彦さん
学長予定者の米澤和彦さん
 また、法人化後の学長予定者には、総合管理学部の教授である米澤和彦(よねざわかずひこ)さんが決まりました。 米澤さんは、昭和56年から本学で講義を行い、総合管理学部長を務めたほか、県や市町村の各種審議会の会長や委員などさまざまな要職を務めるなど学外でも活躍しています。
 今後は、理事長、学長を中心に、新しい熊本県立大学づくりが進められていきますので、ご期待ください。


 学生にとってより魅力的で、地域貢献や生涯学習の場として県民の皆さんに役立つ大学づくりが行われるのですね。きょうはありがとうございました。

「熊本県立大学改革のページ」はこちら
http://www.pref.kumamoto.jp/education/uni_reform/index.html

「熊本県立大学」のホームページはこちら
http://www.pu-kumamoto.ac.jp/

「情報プラザのご案内」のページはこちら
http://www.pref.kumamoto.jp/info_disc/plaza.asp


(問)私学文書課
TEL096−333−2062
FAX096−384−6552
URL
http://www.pref.kumamoto.jp/construction/section/indx.asp?sec_code=5&sec_seq=4
電子メール shigakubunsyo@pref.kumamoto.lg.jp