週刊メールマガジン「気になる!くまもと」

第63号「県庁って、なんばしよっと課な?」

トップページへバックナンバー目次へ 

このページの内容の始まり

県庁って、なんばしよっと課な?
このサイトは、週刊メールマガジン「気になる!くまもと」の
熊本県庁各課の事業や課題について各課長が紹介するコーナーです。


「身体障害者補助犬」ってご存知ですか?
 障害保健福祉課では、障害のある皆さんが施設や在宅などで、その持てる能力と個性を十分に発揮しながら、生き生きとした生活を送ることができるよう、すべての人が共に社会の構成員として暮らしていける「共生」の考えに基づいて、障害者の「完全参加と平等」に向けた取り組みを総合的に推進しています。

 さて、平成14年10月1日から「身体障害者補助犬法」が施行されます。
 この法律では、これまで実際に活躍していたにもかかわらず、その法律的な位置づけがあいまいだった聴導犬や介助犬について、これまでよく知られていた盲導犬とともに、身体障害者補助犬として位置づけることになりました。

※聴導犬: 聴覚に障害のある方のためにブザーの音や電話のベルを聞き分け、音の存在を知らせるように訓練された犬  
※介助犬: 手や足腰の不自由な方のために、物を拾ったり運んだり、衣服の着脱など、日常生活動作を手伝うように訓練された犬

既に歴史のある盲導犬については、1957年に国内で育成された盲導犬の第1号が生まれて以来、今日では全国で約900頭が活躍していて、本県でも20頭の盲導犬が視覚障害者の皆さんと生活を共にしています。しかし、聴導犬や介助犬は、全国でもまだまだ少ないのが実情です。

介助犬

介助犬
補助犬(この犬は盲導犬です)

 今回の法律の最大の特徴は、国や県などが管理する施設や住宅などを、身体障害者の皆さんが身体障害者補助犬と共に利用する場合に、利用を拒んではならないとする規定が盛り込まれたことです。また、公共交通機関を身体障害者補助犬とともに利用する場合にも、同じように取り扱われることになりました。
 
 さらに、平成15年10月1日からは、不特定多数の方が利用するホテルや旅館、レストラン、スーパーなどについても、身体障害者補助犬同伴での利用を拒否しないようにしなければならないことになります。
 
 この法律は、身体障害者補助犬を利用しやすい社会環境を整備することによって、障害者の方々の自立を図り、それぞれの地域で社会参加を進め、生き生きとした生活を送ることができるようにしていくことを目的としています。
 
 今後、私たちの身近な所でも身体障害者補助犬を利用される方々との出会いが増えることと思います。身体障害者補助犬を通じて、障害のある方々への社会の理解がさらに進み、ユニバーサルデザインの理念が現実のものとなることを期待しています。

(障害保健福祉課長  中山 寛)

(問)障害保健福祉課
   TEL 096−383−1111(内線7145)   
   FAX 096−383−1739    
   Eメール syougaihofuku@pref.kumamoto.jp






パートナーシップ21 くまもと 企画・発行: 熊本県広報課 運営管理: (株)談
c 2001Kumamoto Prefecture. All rights reserved. 使用条件とプライバシーについて