●今回は、地域政策課の梅本茂課長にお話を伺いました。
地域政策課はどういうお仕事をしているのですか?
熊本県内の各地域の特色を生かした個性ある地域づくりを進める仕事や、自主的で主体的な地域づくりに取り組んでいるさまざまな地域づくり団体を支援する仕事などを行っています。そして、現在最も力を入れているのが、「新幹線くまもと創り」です。これは、九州新幹線を活用して県内全域の地域活性化につなげるための戦略を立てるという取り組みです。
「新幹線くまもと創り」とは、具体的にはどういう取り組みなのですか?
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九州新幹線つばめ |
平成16年3月13日、県民の長年の夢であった九州新幹線「新八代〜鹿児島中央」間が先行開業しましたが、この開業効果を地域の活性化につなげようと、平成14年度からスタートしたものです。
昨年度までは、先行開業した八代、水俣・芦北地域を中心に、さまざまな地域のアイデアを生かした取り組みが行われました。例えば、開業を記念して、「観光物産協会エコみなまた」が行った地元の食材を活用した食品開発コンペでは、計59品目に及ぶ新たな食品やお土産が開発されました。また、八代駅〜熊本空港間をバスで結ぶエアポートライナー「すーぱーばんぺいゆ」が運行を開始し、乗客数も順調に伸びるなど、成果を挙げてきました。
そして平成17年度からは、平成23年の九州新幹線の全線開業に向けて、新たな「新幹線くまもと創りプロジェクト」に取り組んでいきます。
新たに取り組む「新幹線くまもと創りプロジェクト」とは、どういうものなのですか?
6年後には、いよいよ九州新幹線が全線開業します。この全線開業の効果が県内全域に広がるよう、全県的な戦略を立て、全線開業までに着実に実行していこうと考えています。このため、6月7日には、その戦
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| 新幹線くまもと創りプロジェクト推進本部設立総会 |
略を立て、推進する組織となる「新幹線くまもと創りプロジェクト推進本部」を設置しました。平成17年度中にまず、「新幹線と連動する交通体系の整備」「観光をはじめとした交流の促進」「くまもと農林水産業・商工業の振興」「住みやすい熊本の実現」という4つの分野で、さまざまな戦略を策定していくことにしています。
また、「推進本部」の下に、熊本地域や各地域振興局単位に、11の「地域推進本部」を設置して、地域ごとの特性を活かした戦略を立て、焦点を絞ったプロジェクトを着実に進めていきます。今後は、「地域戦略」や具体的な「行動計画」を策定し、関係機関や民間とのパートナーシップのもと、それぞれが役割に応じた取り組みを進め、開業効果が県内全域に及ぶようにしていきます。
九州新幹線鹿児島ルートの全線開業へ向けて、県民の皆さんへメッセージをお願いします。
山陽新幹線の博多開業から約30年。九州新幹線鹿児島ルートの全線開業は、まさに県民の長年の夢でした。全線開業することによって、関西圏とは3時間弱でつながるため、新幹線を利用して、熊本県を訪れる人の数が飛躍的に伸びる可能性があります。一方で、通過点とならないためには、さらなる熊本県の魅力づくりや仕掛けが必要です。九州新幹線鹿児島ルートの全線開業が県内全域にプラスの効果をもたらすように、これからは、県民の皆さん、各団体、行政などが一緒に力を合わせて、県民運動として盛り上げていく必要があると考えています。
6年後が待ち遠しい九州新幹線鹿児島ルートの全線開業ですが、開業効果を県内全域の活性化につなげていくためには、わたしたち一人ひとりが何ができるかを考え、行動していく必要があることがよく分かりました。
今日は、どうもありがとうございました。
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