税務課の主なお仕事について、教えてください。
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税金は大きく分けると、所得税や法人税などの国税のほか、自動車税や法人事業税などの県税、固定資産税や市町村民税などの市町村税の3つに分けることができます。そのうち県税については、福祉や教育といった県民の皆さんへの行政サービスを県が行うための貴重な財源の一つ。その県税を確保するのが私たちの仕事なのです。
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税金の徴収はなかなかつらいお仕事、という気がしますが。
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私たちは、日ごろから納税者の皆さんに県税についてご理解をいただくために、県税の仕組みなどをさまざまな機会にお知らせしています。しかし、それだけでは税金を納期内に納めていただけない場合もありますので、休日・夜間でも納税いただけるよう窓口を開けたり、納税者の方が在宅されている夜間に納税をお願いする「催告」を行ったりします。
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■税務課の様子
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私はよく言うのですが、もし納税者の皆さんが全員納期内に税金を納めてくだされば、税務課の職員も予算も半分で済む、と。督促状や電話での催告、夜間・休日の対応といったコストは積もり積もって膨大になります。県の財政も厳しい時ですので、ぜひ納期内納付にご協力をいただきたいと思っています。
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納期限を守らないとコストがかかるなんて、考えたことがありませんでした。
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■「私たちの県税を知る週間」ポスター
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徴税コストのかからない社会を実現するには、これからは特に若い世代(小・中学生)の皆さんに、税の負担と受益について理解してもらえるよう租税教育を行っていくことが大事ですね。
県では毎年11月11日〜17日までを「私たちの県税を知る週間」と定め、中学校の生徒さんに一日税務課長を務めてもらったり、自動車学校の受講生や小・中学生を対象に租税教室を開催しています。
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ところで最近「法定外税」という言葉を聞くのですが、これはどういったものですか?
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税には法律によって全国一律に定められている法定税のほかに、地方自治体が独自に条例によって定めることができる法定外税というものがあります。この法定外税については、地方分権の推進に伴う「地方自治体の課税自主権の活用」という点で現在注目されています。また、この法定外税のうち、ある一定の目的のために課税するものを「法定外目的税」といいます。
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例えばどんなものですか?
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現在、熊本県でも研究しているところですが、産業廃棄物や水保全に関する税などがこれにあたります。
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産業廃棄物は社会問題になっていますし、熊本の地下水保全も最近話題になっていますね。それを解決する事業の財源としての税、ということですか。
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それもありますが、産業廃棄物税については排出抑制やリサイクルの推進、また、水保全のための税では取水量の抑制といった方向への誘導効果を狙っています。実際のところ「課税」をするとなると難しい問題も出てきます。一般に、「公平、中立、簡素」が税の三原則といわれます。新しい税を導入するには県民の皆さんにその必要性を十分納得していただき、公平に課税しないといけません。どのように課税するのが「公平」なのかなど、まだまだ議論を尽くす必要がありますね。
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新しい税、といえば、法人事業税にも新しい税制が導入されるということですが。
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昭和25年以来の大改革といわれる「外形標準課税」が平成16年度から導入されます。法人事業税を今まで以上に広く薄く課税しようという仕組みで、資本金が1億円を超える企業に課税されます。
また、県民の皆さんにとって最も身近な県税では、自動車税に平成14年度からグリーン化税制が導入されています。なお、この自動車税は県税の中でも大きなウエートを占める貴重な税金です。先程もお話しましたように、自主納税から、地方分権時代の社会が実現されると思います。
今年の自動車税の納期限は6月2日(月)です。皆さん、納期内に納めていただきますようよろしくお願いします。
| ※グリーン化税制: |
環境への配慮から、燃費・排出ガス性能や年式に応じて自動車税が増減される制度 |
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ついうっかり、ということのないよう気をつけます(笑)。複雑な税の仕組みを分かりやすく解説していただきありがとうございました。
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