羽ばたけ!未来へ輝く!
くまもと明日リート #10

九州学院高等学校 剣道部

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スポーツで輝く“くまもと人”をくまモンが訪ねる「くまもと明日リート」。第10回は、九州学院高等学校 剣道部をご紹介。令和元年(2019年)は全国高等学校剣道選抜大会で7連覇(11度目の優勝)、インターハイで2年連続8度目の優勝を飾るなど、剣道の強豪校として長く活躍しているモン★その強さの秘密を探りに来ました!

監督の米田 敏郎先生、今日はよろしくま★
まずは、令和2年(2020年)1月18日(土)に行われた、
「熊本県下高等学校剣道大会」での団体優勝、おめでとうだモン★
なんと20連覇!すごかモン!

くまモン、ありがとう!今日はよろしくね。
先日の県高校剣道大会は全国選抜大会の県予選会も兼ねていたので、
選抜大会への出場を決めることができて良かったです。

4校で行われた決勝リーグでは3戦全勝、
さすがの強さだったモン★

3年生が引退し、新チームとなって初めての大きな試合でしたが、
全国選抜大会8連覇に向けて、まずは大事な一歩を踏めたと思います。

新主将の平尾 尚武くん、
手応えはどうだったモン?

先輩方が積み重ねて来た連覇の記録をまた1つ、
重ねることができて良かったです。

ただ、体力面や技術面で見えてきた課題もあるので、
全国選抜大会までさらに身を引き締めて頑張りたいです。

ところで、九州学院高校剣道部の歴史は長いモン?

学校が創立した明治44年(1911年)からあるので、
創部108年になりますね。

ばっ!1世紀以上の歴史があるモン★
米田先生も、九州学院の卒業生だと聞いたモン。

はい、私は菊池郡大津町出身で、剣道は小学校2年生の時から始めました。
九州学院中学・高校に進学し、剣道部に所属しました。
その後中央大学へ進学し、卒業後に縁あって九州学院に教員として戻ってきました。
3年間コーチ経験を積み、剣道部監督に就任。今年で28年目です。

九州学院剣道部は昔から強かったモン★
さらに今では全国で常勝軍団と呼ばれるまでになったモン!

生徒たちには、ただ剣道が強くなる、試合に勝てるだけではなく、
まず第一に、「人間的にしっかりと成長する」ことを求め続けました。
「全国で勝てるチーム」になったのは、あくまでもその結果に過ぎません。

ズバリ、強さの秘訣はなんだモン★

私が常々、生徒たちに教えているのは、
「当たり前のことを当たり前にやる」ということです。

人によって「当たり前」というのはそれぞれです。
例えば練習が「きつい」と思ったら苦しい気持ちになりますが、
練習も「当たり前」のこととして「当たり前」に取り組むことができれば、
さらなる成長につながります。
日頃のあいさつも、生活態度も、勉強だってそうです。
負けたり失敗することも「当たり前」に捉えて反省や理解をできれば、
それは失敗ではなく成長の機会になるんです。

当たり前のことを当たり前にやり、やらされる練習ではなく、
自分でしっかり理解しながら取り組むことで、自主自律につながると思います。
しかし、これが簡単そうに見えて、実はとても難しい。

大人でも難しそうだモン★

そして、「見えないものを見る力を養う」ということも大事にしています。
実際、人に対して気遣い・心遣いができたり、
気が利く選手というのは、不思議と剣道も強く伸びていくものなのです。

心を鍛えて、人としての在り方や考え方を教えているモン★

技術を鍛えることも大事ですが、それ以上に人間力を育てることで、
結果的に「全国で勝てるチーム」に育てることができていると思います。
「日本一にふさわしいチーム、選手であるか」を、
常に生徒たちに問い続けているのです。

選手としての強さはもちろんですが、
社会に出て立派に活躍できる人間力も身に付けてほしいと思っています。

練習では、何か特別な稽古をしているモン?

特別なことはないと思います。
ただ、毎日同じ練習を行う事はなく、時期や季節、試合前か後か、など
タイミングによって細かく練習内容を変えていますね。

生徒たちの様子をしっかり見ているモン?

はい、もちろんです!
毎日生徒1人1人の状態を見て、特に強化したい技は何か、疲れが出ていないか、など、
その時々の変化を見て練習を指示しています。
ダラけている雰囲気が見えたら、練習を厳しめにしたり(笑)。
大事な生徒を預かる以上、1人1人をきちんと見守り、育てるというのは、
私の最低限の責任だと思っています。

九州学院剣道部には、全国から生徒が来ているモン?

高校1、2年生合わせて今は26名の部員がいて、
熊本県出身の生徒はもちろん、北海道から沖縄まで、日本全国各地から集まっています。
みんな「日本一になりたい」の一念で当部を選び、遠い土地からはるばる来ているんです。
ただ剣道をやっていれば良いわけではなく、勉強も、学校生活もしっかりできて、
高い意識の元で高校生活を過ごしたい、そんな生徒たちが集まっていますね。

卒業生もたくさん活躍しているモン!

はい、高校を卒業してからもそれぞれが力を発揮してくれています。
世界大会の日本代表選手5人中3人が本校の卒業生だったり、
大学生の全国大会、さらには全日本選手権の決勝が
本校の卒業生同士だったりしたこともありました!
本校での日々を糧に成長し続けてくれているのであれば、とてもうれしいですね。

新チームの展望はどうだモン?

主将の平尾、副将の鈴木は、九州学院中学校時代に
全国中学校剣道大会で優勝したメンバーです。
高校での戦いは中学とはまた違うと思いますが、
そこを乗り越えてチームを牽引してくれると思います。

選手からのメッセージ

平尾 尚武くん

主将
2年生・九州学院中学校出身

私は愛知県名古屋市出身です。6歳から剣道を始めました。熊本の九州学院に来たのは、剣道で日本一を目指したかったからです。仲間たちも皆、日本一を目指していて、高い意識の中で日々、鍛錬を重ねられています。
剣道部の強みは、「常に考えている」ことだと思います。練習の時点から、「なぜこの技がこうあたるのか」「どうすれば技を決められるか」など、常に考える習慣が身についています。加えて、米田先生には、技術面はもちろん人間としての在り方を教えていただいています。私自身、本校での日々を経て、人としても大きく成長できていると実感しています。
今年は、3月の全国選抜大会、夏のインターハイと玉竜旗高校剣道大会、3つの全国大会で3冠を取ることが目標です。まずは選抜に向けて、より一層鍛錬に励みたいです。

今年も全国での活躍が楽しみだモン!

毎年、全国優勝できているとはいえ、
1年1年が新しいチーム、新しい挑戦です。
昨年は惜しくも優勝できなかった「玉竜旗高校剣道大会」を含め全国3冠が取れるよう、
優勝のために何が必要か、何が足りないのかを日々問いながら、
心と体を磨いていきたいと思います。

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