くまモンの熊本弁のたび
#01 北里柴三郎記念館
[阿蘇郡小国町]

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知られざるくまもとの魅力を探して、県内各地をくまモンが旅する新企画がスタート!今回は、2024年度に新たに刷新される千円札の肖像画に選ばれた“熊本の偉人” 北里柴三郎博士を紹介するモン★

くまモン「今日は阿蘇郡小国町に行くモン!博士のことを調べるモ~ン!」

“近代日本医学の父”と称され、数々の功績を築いた北里柴三郎博士は、阿蘇郡小国町出身。幕末の嘉永5年(1853年)、“小国富士”と呼ばれる涌蓋山を望む北里村(現・小国町北里)に産声を上げました。現在、その生家は「北里柴三郎記念館」の敷地内に移築され、博士の軌跡に触れることができます。

Profile

北里柴三郎博士
[1853~1931年]

北里柴三郎博士の写真

北里村の惣庄屋の長男として生誕。明治4年(1871年)に熊本医学校で学んだ後に東京医学校(現・東京大学医学部)へ進学し、卒業後には内務省衛生局に勤務。国の留学生としてドイツに渡り、結核菌を発見したローベルト・コッホ博士に師事し、数々の研究成果を発表しました。中でも明治22年(1889年)に成し遂げた破傷風菌の純粋培養の成功と翌年の血清療法の確立、同27年(1894年)ペスト菌の発見などで、世界にその名をとどろかせました。帰国後には福沢諭吉らの支援を得て伝染病研究所を設立し、大正3年(1914年)には私財を投じて北里研究所を創設。そのほか、日本医師会を立ち上げて初代会長を務めるなど、昭和6年(1931年)78歳で没するまで、近代医学の発展に尽くしました。

くまモン「北里柴三郎記念館に到着だモン!」

涌蓋山を望む絶景の地に立つ「北里柴三郎記念館」。移築前の生家があった場所もほど近く、足を運ぶこともできます。幼い頃の博士はわんぱくな少年で、河原でチャンバラごっこを楽しんでいたとか。武士になりたいと文武両道を極めたそう。

記念館を管理する学びやの里事務局長・江藤理一郎さんがお出迎え。江藤さん「ようこそくまモン!」 博士夫妻が手植えした夫婦杉の写真

この日は記念館を管理する学びやの里事務局長の江藤理一郎さんに案内してもらいました。ふるさとの青少年の役に立ちたいと寄贈した図書館「北里文庫」と、帰郷時に滞在したり来客をおもてなしする場として建てた「貴賓館」は、築100年を過ぎた今も当時のまま。庭園には、落成時に博士夫妻が手植えした夫婦杉が天高くそびえています。

記念館に展示されている顕微鏡の写真 くまモン「博士はこんな顕微鏡を使って研究していたんだモン!」

「北里文庫」の建物を利用して整備された記念館には、博士が愛用していた顕微鏡のレプリカほか、貴重な資料を展示。博士に師事した野口英世志賀潔らの書簡には、当時の思いが生き生きとつづられています。往時には1511冊もの図書が収蔵されたという土蔵も当時の姿のまま。1980年代初頭までは卓球台なども設置され、地域の子どもたちが自由に出入りして遊んだという大らかな場所です。

くまモン「光るえんがわ」は、「くまもとのこころ」に紹介されているモン!」※「くまもとのこころ」:熊本県の小学1~2年生向け道徳の教科書

大正5年(1916年)、東京に拠点を置いた博士とその家族が「北里文庫」の落成式に帰郷し、「貴賓館」で過ごしました。正面に涌蓋山を眺める2階の縁側から家族で風景を眺めている写真が今も残されています。また、8歳で親戚の家に預けられた博士が毎日熱心に磨き上げたという「光るえんがわ」も展示されており、幼少期の博士の姿がしのばれます。

江藤さん「くまモン、そろそろひだりぃねぇ! 北里バランがおすすめだよ!」

江藤さんは、北里小学校の卒業生。「幼い頃から紙芝居で博士の生い立ちを習うなど、博士はとても身近な存在。紙幣刷新の決定で地域は喜びに包まれ、活力も生まれています」と目を輝かせます。「くまモン、せっかくだけん、小国のうまかもんも食べていってね」

熊本弁クイズ!

モン題!

「ひだりぃ」の
意味はどっち?

正しいと思う方を押そう!

不正解…次回は正解を目指すモン!
大正解!さすがだモン!

続きはモン題に答えてから!

江藤さん「小国豚や小国産あか牛のグルメを楽しんで!」

記念館に隣接する「北里バラン」では、名物の一つ小国豚を食べられると江藤さんに聞いて、おなかがGU~!!小国豚100パーセント、200グラムのたっぷりサイズのハンバーグはうまみ満点。お肉本来のおいしさを味わってみて。

くまモン「鍋ヶ滝は滝の裏に入ることができるモン!」

記念館に行った後は“滝めぐり”もおすすめ。小国町と南小国町で構成される阿蘇小国郷には48もの滝があって、コマーシャルのロケ地として知られる裏見の滝「鍋ヶ滝」や長さ300メートルもの天然のウオーターシュートを楽しめる遊水峡の「かっぱ滝」「遊水の滝」など、大自然の魅力たっぷり!これから夏の小国町を満喫するならぜひ♪

Data

北里柴三郎記念館

  • 熊本県阿蘇郡小国町北里3199
  • 問い合わせ先:0967-46-5560(学びやの里)
  • 開館時間:9:30 ~ 16:30
  • 休館日:水曜(祝日の場合、翌日)
  • 料金:大人300円、
       小学生・中学生・高校生150円、幼児無料
北里柴三郎記念館外観の写真
Official Website