おさんぽねこのくまもとルポルタージュ
#06 西原村編

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のんびり、ゆったり、お散歩好きの猫たちが行く、わがまま気ままな熊本の旅。
なんでもない風景も猫ならではの目線にしてみると、いろんなことが見えてくる。
ほんわか、元気な熊本の今を“おさんぽねこ”がレポートします。

仮設住宅で、うれしい笑顔に会えたよ

西原村から南阿蘇村に向かう県道206号を歩いていると、たくさん並んだお家が見えてきた。その中に建っている小さなお店をのぞいてみたら、やさしいおばちゃんたちが迎えてくれて「ここは仮設団地といってね、ここだけでも300戸以上もあるとよ」って、教えてくれたよ。仮設団地の中でたった一つの商店は、みんなの語らいの場。まだ復興への道のりは長いけど、いっぱい応援したいニャ。

高原の牧場で牛さんたちにごあいさつ

高原のほうへ歩いて行ったら、大きな牛さんの像に遭遇!ゲートから入ってみたら、牧場でたくさんの子どもたちが遊んでたよ。牛さん、ヤギさん、ヒツジさん…、大きな牧場の動物もいっぱい♪牧場を歩き回っていたら、お姉さんがソフトクリームを差し出して、ぺろっと少しなめさせてくれたんだ。おいしいっ!

メモ

標高約450mの高原にある「らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場」。約33万平方メートルの広大な敷地で、牧場の動物とのふれあいや乳搾り、動物レースなどを楽しめるレジャースポットです。搾りたて生乳で作られた濃厚な「牧場のソフトクリーム」が人気です。

ピカピカの迂回路で南阿蘇が近くなった!

高原を下って南阿蘇方面へ。車がぐんぐん流れるピカピカの道を眺めていたおじさんが、「地震で崩れた大切畑大橋の代わりにできた新しい道たい。この迂回路が去年の冬に開通して、みんなとっても助かっとるよ」って話してくれた。くねくね曲がったり、大切畑ダムが遠くに見えたり、楽しい道だニャ。崩れてしまった県道も早く通れるようになりますように。

コバルトブルーの小さな池は、キレイでおいしい!

森の方に歩いたら、赤い鳥居に小さなほこら。奥に進むと、キレイな池を見つけたよ。水が吸い込まれるように青くて、お日さまの光でキラキラ輝いている。長ーいひしゃくで水汲みしていたおじいさんに、一口お水をもらったら、スッキリおいしくてびっくり!

メモ

俵山バイパスから少し入った森にある「揺ヶ池」。美しい湧水を飲んで難病が治ったという言い伝えが残っており、地元では「お池さん」として親しまれています。地元の人が昔から大切に守り続けてきた祈りの場でもあります。

ちょっぴりお山を登ったら、キレイな草花に会えたよ

「萌の里」に行くと、お客さんがいっぱい。みんなさっきの迂回路を通って来てるんだね。何だかうれしいな。建物の横にあるお山に行ってみたら、キレイな牧草の中に可愛い野花がいっぱい。ヤギさんも迎えてくれる!頑張って登ったら景色もキレイで、癒やされるニャ〜。

メモ

「俵山交流館 萌の里」へのアクセスも簡単になりました。すぐ横にある牧草地は、草スキーや軽登山で南阿蘇の自然を楽しめるスポットとしても人気。春にはポピー畑、秋にはコスモス畑など美しい花畑も楽しめます。

西原村のシンボル、風車は空へ

俵山の方へ登っていくと大きな風車が見えた。近づいていくとその大きさにびっくり!南阿蘇を吹き渡る風を受けて、電気を作る10本の風車は地震の損傷などもあり、今では3本だけ羽がついていて、みんな復活するのを待ち望んでいるよ。大きな大きな風車、ぐるぐる回る景色をまた見たいニャ♪